釣りバカ親父のひとり言(仮名)

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知り合いから「みんなで食えや。」って、毛ガニを貰ったので(Tちゃん、いつも有り難う御座います。)、贅沢にも賄いで全部食べちゃいました。・・・わや。

・・・さすがにわたり蟹ほどでは無いですが、旨かった!感謝!

それはさておき、

てんちょは蟹や海老等の甲殻類が大好きですが、

甲殻類アレルギーです。

海老や蟹を触ると、手が腫れます。

食べると、唇が痒くなります。

目も喉も痒くなります。

食べ続けると、体中から変な汗が出て来ます。

結構、大変な事になります。まさしく「わや」です。

・・・でも、食べます。

手を掻きながら、目を擦りながら、汗を拭きながら、黙ってひたすら食べ続けます。・・・旨いから。

え?「じゃけぇ何なんか!?」ですって?

・・・別になんでも無いですよ。

今日の海将日記には、オチは有りません。

たまにはいいでしょ?

by昨日、海が時化気味で釣りに行かれなかったのでちょっとスネ気味の海将てんちょ

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あーっ!杏仁豆腐が食べたいっ!

という事で、3年ぶり位に、杏仁豆腐を作りました。買って食べても美味しくないし。自分で作るしかない。

杏仁霜を仕入れて、後は、寒天、牛乳、水、砂糖があればOK。

シロップは、通常は、水、砂糖、レモン汁、生姜汁、塩で作りますが、

てんちょは、水、砂糖、塩、ブランデー、レモン汁、キウイで作ります。これが旨い。

因みに、

巷に溢れている、杏仁豆腐、

実際には、杏仁が入っていない物が多々有ります。タダの牛乳寒天。

杏仁豆腐は杏仁が入っているから杏仁豆腐です。

杏仁とは、アンズの種の中にある仁(じん=さね)の事を指します。それを乾燥させて粉末にした物が、杏仁霜。

これが入っていなければ、杏仁豆腐とは呼びません。っていうか、呼んではいけません。プチ詐欺です。

もひとつオマケに、

杏仁霜の袋に「アーモンドパウダー」と書いてありますが、

アンズとアーモンドは同じ様な種類の植物なんですが、同じではありません。

では、何故、杏仁霜をアーモンドパウダーと呼ぶか?

答えは簡単。

中国人がアバウトだからです。アーモンドとアンズの区別が無いらしい。

だから中国人はアーモンドチョコレートの事も、杏仁チョコレートと呼びます。アンズなんか入ってないのに・・・

そうそう、

杏仁豆腐を作る時のポイントは、「固さ」。これに尽きます。

固すぎるとまるで美味しくありません。作る時は、冷やして固まるギリギリを攻めましょう。

杏仁豆腐は、あの口に入れるととろけるプルプル感が命です。

作る時は、是非、ギリギリを攻めて下さい。

byギリギリを攻めるのが大好きな海将てんちょ

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「目赤河豚」。標準名は「彼岸河豚(ひがんふぐ)」と言いますが、目の辺りが赤いのでこの辺りはメアカと呼んでいます。写真はその目赤河豚の白子です。トラフグの白子に負けず劣らず、旨い。今日、魚屋さんから頂きました。有り難う御座います。

白子も旨いんですが、特筆すべきは、「刺身」。

一般の人は「フグはトラフグが一番旨い!」と思い込んでいる人が大半ですが、

トラの刺身よりメアカの刺身の方が旨いというのは、水産業に携わる人達には周知の事実です。まあ、トラの方が旨いと言い張る人もごくたまにいますが。

タダ、悲しいかな、メアカフグは、

肝は勿論、白子以外の内臓から皮に至るまでテトロドトキシンがタップリ。要するに、身と白子と骨しか食べる事が出来ません。大きくなっても30cm位迄で、見栄えも悪い。

しかも、メジャーな魚では無いので、海将でメニューに書いていても全くお客さんの反応なし。・・・旨いのに。しかも安いのに。

何で、養殖のトラフグの刺身一皿に2000円も3000円も出すのに、メアカフグの刺身一皿に1000円が出せない?まあ、フツーの人は見た事も聞いた事も無い魚にお金は出せんか。てんちょは、よその店に行った時は、見た事も聞いた事も無い料理を真っ先に注文してますが。

「目赤河豚」。皆さんも飲食店に行って、メニューにこれが書いてあったら、是非一度食べてみて下さい。お勧めです。

by海将てんちょ

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先日、訳の判らん訪問販売員から1時間に亘り懇々と説明を受けた「エコキュート」。

目出度く本日設置の運びと相成りました。・・・勿論、いつもお世話になっている建築会社(あみもと住研さん)にお願いして。

ヤッパリ、3人がかりで半日仕事で済みました。しかも、定価876750円の460リットルハイパワー給湯タイプの工賃込みプラス厨房の水回りの悪くなった所の修繕費用も全て含めて、600000円ぴったりで。感謝。

訪問販売員は、これよりワンランク落ちるタイプのやつを95万円って言っていたから、その差額、35万円以上。・・・チロルチョコが35000個も買える。

今日からてんちょも地球環境に優しい人の仲間入りです。・・・別にどうでもええけど。

それより何より、電気料金とガス料金がどれ位下がるのかが楽しみです。

又、何ヵ月か経過して結果が出たら、ブログにて報告しようと思ってます。

訪問販売員さん、色々教えてくれて、ある意味、どーも有り難う御座いました。

前にも書きましたが、訪問販売員から物を買ったら駄目ですよ。ほぼ間違いなく割高なんですから。恩も義理も無いんだし。

後で聞いたんですが、

近所の散髪屋さんが2件程、この訪問販売員の会社でエコキュートをつけたそうです。金額を聞いたら、ヤッパリかなり割高。契約する前にてんちょに言ってくれれば良かったのに・・・勿体ない。従業員1人分の月給位なら出たぞっ!・・・あーっ!もったいないっっ!

by海将てんちょ

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昨日、白魚が当たり前の様に出回って、もう面白くも何とも無い、みたいな事を書いて思い出したんですが、

「柚子胡椒」。

これもそうです。

今でこそ、この辺りの飲食店には普通に置いてあって、皆当たり前の様に使っていますが、

ほんの10年位前迄は、この辺りの殆どの人が見た事も聞いた事もない様な調味料でした。

青柚子の皮をすり卸した物と青唐辛子を擂り潰した物を混ぜて、塩で味付けして柚子の果汁で適度な固さに整えたら出来上がりです。

「何で柚子と唐辛子なのに柚子胡椒?」

・・・この調味料は、大分県日田市の名産です。

大分県の辺りでは、唐辛子の事を胡椒と呼びます。因みに胡椒の事は洋胡椒と呼びます。

だから、柚子と唐辛子で柚子胡椒。

んで、

てんちょが海将を始めた頃は、この柚子胡椒を日田市まで直接買い付けに行ってました。まあ、休みの日に遊びがてらにですが・・・

地元の食堂に入ると、必ず「醤油・塩・七味唐辛子・柚子胡椒」がテーブルに置いてあります。これを鳥モモの炭焼きにつけて食べると旨い旨い。今でこそ、あちこちで普通に食べる事が出来ますが、その当時はてんちょにとってはかなり新鮮な料理でした。

柚子胡椒を買って帰って、お店で常連さん達に出すと、色々な反応があって面白かったのをよく覚えています。

自分で作った事もあります。かなり上出来だったんですが、なんせ手間が掛かり過ぎる。だから作ったのはこの1回だけ。

その柚子胡椒が、

ポテチになり、かっぱえびせんになり、プリッツになり、カールになり、柿の種になり、

全国メジャーデビュー!

挙句の果てに、

スパゲティのソースになり、ラーメンの薬味になり、サラダのドレッシングになり・・・挙げればキリが無い。

せっかく、地元でしか食べる事が出来なかった食材が、何でもカンでも何処でも誰でもいつでも食べる事が出来る。

良い事の様な気もするが・・・

風情がないっ!!!面白くないっ!!!

昔、旨かった柚子胡椒が、今は旨くも何とも無いっ!

こんな食材が巷に溢れて・・・つまらん。

つまらんつまらんつまらんつまらんつまらん!!!

あー、そうそう。

柚子胡椒に似た調味料で、新潟に「かんずり」というのが有ります。

材料はほぼ同じですが、かんずりは唐辛子を雪の上でヘロヘロにさせてから糀と混ぜて作ります。柚子胡椒より辛味がまろやかで甘みが有ります。

こいつはまだメジャーデビューして無いから、

皆さん、こいつだけはそっとしといてやって下さい。

by海将てんちょ

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