釣りバカ親父のひとり言(仮名)

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納豆のお菓子です。ものすごく納豆の味がします。

酒の肴にGOOD!お茶受けにもGOOD!

納豆好きな方にお勧めです。

気になる方は、

通販でも買えるので自分で買って下さい。

話はコロッと変わって、

4月18日(日曜日)。

週に一度の儀式、甘鯛を釣りに行って来た。釣果はご覧の通り。しょぼい!見せるのが恥ずかしい!てんちょの入浴シーンを見せるのと同じ位恥ずかしい!

しかし!毎週の儀式なので、釣れようが釣れまいが写真はUPせねば。

まぁー、44cm、1.4kgのタカバが釣れたんで(写真)、どうにか形にはなった・・・という事にしておこう。

そうそう、

この「タカバ」、標準名は「マハタ」といいます。飲食業界では、押しも押されもせぬ高級魚です。

最近は、1kg単価5000円位で養殖物も出回っています。

こいつの仲間に「アオハタ」という奴がいます。この辺りでは「アオナ」と呼んでます。写真の、タカバが黄色くなった様な魚がアオナです。メッチャ小さいですが・・・これも旨い。

因みに、

甘鯛を釣りに行ったのに甘鯛の姿が見えませんが、

・・・なにか?

by(船中8名の内、甘鯛を釣り上げる事が出来なかった3名の中の1人)海将てんちょ

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今から旬を迎える「岩牡蛎」を、ちょっと早いが仕入れてみました。

・・・やっぱりちょっと早かった。身の肥り加減がイマイチ。

まだハシリなんで高いですが、もう少しして身が肥って市場に沢山出回りだすと金額も落ち着いて、なおかつ美味しくなります。

っていう話で思い出した。

たまーにですが、

「やっぱり高い素材は旨いし、安い素材はたいして旨くねえ。」

と言われる板前さんがおられます。

・・・なんで?違うじゃろ?かなり考えが浅はかとしか言い様がない。

素材の金額というのは、例え全く同じ素材でも色々な要素が絡んで天と地程の差が出ます。

この岩牡蛎でもそうですが、

今は「たいして旨くねえ」ですが、供給量がまだ少ないので、値が張ります。

これが、もう少しして供給量が増えてくる頃には、身も肥えて今より全然旨くなってます。しかも、単価は間違いなく下がる。

こういう事は、全ての素材に対して言える事です。

他にも、

今、野菜が相対的に高いですが、旨いですか?・・・んな訳ない。逆に日照不足と低気温の影響でかえって不味い。

更に、

まあ、判りやすいところで天然鯛でいこーか?

前日が好凪で、今日、天然鯛が大量に市場に揚がったのはいいが、

その前の日も大量に揚がっていたので、鯛がダブついて、

5kgの天然鯛が、市場で1枚5000円で買えた。

ところが、

3日後にまた市場に行くと、

その前の日が大時化で、天然鯛が数える程しかいない。

金額をあたったら、3日前に買ったのと状態が全く同じ天然鯛が20000円だった。

・・・よくある事です。

更に更に、

同じ天然鯛でも、

漁師から直接買うのと、

市場、中卸し、鮮魚店を挟んで買うのとでは、金額にして、倍近くの差が出ます。

更に更に更に、

同じ天然鯛でも、

「片身ちょうだい!」と、「10枚ちょうだい!」でも、天と地の差。当たり前ですが。

もひとつオマケ。

今から旬を迎える関鯵、今年の旬を終えた関鯖もそうです。

大分県佐賀関に揚がる鯵鯖で、規格に合った物が関鯵関鯖として市場に出回りますが、

おむかいの、愛媛県に揚がる岬鯵(はなあじ)は、漁場は全く同じの上に規格もほぼ同じ。にも拘らず、単価は関鯵の3分の2位です。

名前が売れているか売れていないか、只それだけで市場での評価が変わります。・・・てんちょは欲しい時は釣りに行くんで、市場で1本に3000円も4000円も出して買いませんが。アホらしい・・・

・・・どんな素材でも同じです。書けば止めど無く出て来る。

「高けりゃ旨い。安けりゃ不味い。」これは大きな大間違い。

こんな事をのたまう板前がいる店に行っても、ろくな事になりません。仕入れ値なんかナーンにも考えずに仕入れた食材に単純に3倍掛けして売る店が儲けて、安く食える料理に高い金を出して食う客が損するだけ。

因みに、

前にも書いた様な気がしますが、

だいたい飲食店では、原価率を35%程度に設定してます。

先程話した、天然鯛。

5kgで刺身を30人前取ったとすると、

1枚5000円で仕入れれば、売価は約500円。

ところが、

1枚20000円で仕入れれば、売価は約2000円!

同じ物なのに・・・その差1500円也!

皆さん(てんちょも含めて)、毎日コツコツ働いて得たお金です。お金は有効に使いましょう。

by海将てんちょ

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「フルトマ完熟ゼリー」なるものを頂きました。

フルーツトマトと言えば、南国土佐、高知。

徳谷トマトが有名ですが、

このゼリー(厳密に言えば、寒天。)は、「池トマト」というフルーツトマトを使用しているそうです。・・・池トマト?聞いた事ねえぞ。・・・まぁー、旨いから許しちゃろう。

この「フルトマ完熟ゼリー(厳密に言えば、寒天!)」、トマトが丸ごと一個入った「金ラベル」が有るそうなんですが、大人気で只今品切れ中だそうです。残念。

それにしても、

こーゆーのを見ると、商売柄作り方が気になる。

てんちょの思うに、

まず、湯むきしたトマトをフードプロセッサーで潰してレモン果汁を入れて、鍋で煮る。

カサ増し用の水と砂糖と寒天を入れて煮溶かす。水を入れると、良く言えば「あっさり」、悪く言えば「水っぽい」ですが、作るほうも商売。純粋にトマトだけで作ったら原価率が跳ね上がって商売にならん。・・・まぁー、旨いから許しちゃろう。

そしてそれを漉し器で漉す。

器に流して冷ます。

こーゆー手順か?よー判らんが。どーせ、たいして手の込んだ作り方はして無いじゃろ。

ゼラじゃなくて寒天を使うのも、

ゼラだったらトマトの酸で固まりにくいし、かと言って、トマトジャムを作るのは面倒臭いし、

って理由じゃろ?多分。・・・まぁー、旨いから許しちゃろう。

「フルトマ完熟ゼリー」を作っている会社の従業員の方!これ見たら作り方が合ってるか間違ってるか、連絡下さい。

って言うか、

待ち切れないんで、今度自分で作ってみよっ!

こんな事ばっかし書いてるのに、ワザワザご丁寧に連絡なんか来る訳ねーし。

by海将てんちょ

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こないだ、かんてきを交換したと思ったら、

今度は、オーブンの熱センサーがイカれた。

まぁー、こいつは3年に1回位のペースでイカれるので、そろそろめげるじゃろうなぁーとは思ってましたが。

という事で、予備で仕入れていた部品と交換しました。

業者を呼んで交換させると、出張料やら技術料やらなんやらかんやらで部品代と別に1万円以上余分に盗られるので、この程度の物はてんちょは自分で交換します。1万円儲け!

しかしまあ、この部品で設定した温度を常時保つなんて、よく出来てます。考えた人はスゴい!

昔はこんな便利な機能なんか無かったので、

2〜30分に一回、オーブンの中に手を突っ込んで温度が高いと思ったらドアを開けて弱火にする、低かったら強火にする。材料を入れたら温度が下がるので、火力を調整する。イチイチやってました。

フライヤーも、そう。

天麩羅鍋を使う時は、油に手を翳して温度を確認。菜箸を突っ込んで泡の出具合で温度を確認。天麩羅粉を落として温度の確認。材料を入れて揚げてる最中も、火力の調整で忙しい忙しい!一切天麩羅鍋から離れられません。今考えると、かなりの手間。まあ、それが勉強になってたんですが。

それが、今は全自動。

便利なのは便利なんですが・・・世の中これで良いのか悪いのか・・・

多分、天麩羅鍋なんか使った事が無い、フライヤーに慣れきった若い板前さんは、フライヤーが無かったらまともに天麩羅を揚げる事が出来ないのでは・・・?

・・・まあ、いいか!

俺が良ければ全て良し!・・・という事にしておこう!

by海将てんちょ

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今が産卵期真っ只中の「甲烏賊」。

現在、関門海峡で烏賊巣漁の最盛期です。

烏賊巣漁は、籠の中に木の枝みたいなの(何の枝かはよく判らんが・・・)を入れて、ロープを繋いで底まで落とし、その枝に産卵しようとまんまと人間の思惑通りに籠に入った甲烏賊を捕るというやり方の漁です。確か・・・

門司の岸壁では、一日中「イカ星人(エギングにドップリとはまりこんだ人々を、てんちょはイカ星人と呼ぶ。)」が入り込む隙も無い位ズラァーッと並んでエギを投げてはズルズルと引っ張ってます。狭そう。

コウイカを釣る時は、ヤリイカやアオリイカと違って、底まで沈めたエギをタダひたすらズルズルと引っ張ります。

竿を気違いみたいにビュンビュン振り回す(エギンガー、失礼。)アオリイカ釣りとかと比べると、かなり地味。まぁー、てんちょも一時期やってましたが・・・、半年位の間に20回位連チャンでやったら飽きた。今は一切やる気なし。

それはさておき、

てんちょは、イカの中ではヤリイカが一番好きですが、

このコウイカも、サクサク?とした食感で甘みが強く、なかなかイケてます。

だから、この時期だけですが、海将でも扱っています。

海将のイカ刺には、「しんあい農園の元気たまご」の黄身が付いてきます。

生卵が嫌いでなければ、イカにベッタリと絡めてから醤油を少し付けて食べて下さい。

イカと卵黄は良く合いますよ。

ご来店の際には、是非どうぞ。

卵で思い出した。とり繋がり。

コウイカには硬い骨(フネと呼ぶ。)が入っています。

これをよく洗って乾燥させると、

「カトルボーン」

ご存じの方はご存じ、ご存じで無い方はご存じ無い(当たり前。)でしょうが、

大型インコやオウムの大切なカルシウム補給用の玩具兼餌になります。

だいぶ前に紹介した、うちのヨウムの「トメちゃん」も、時々食べさせてます。

今度はカトルボーンで思い出した。カルシウム繋がり。

「ボレー粉」。

これもインコやオウムの大切なカルシウム補給元ですが、

牡蛎(かき)の殻を粉末にした物です。牡(ぼ)蛎(れい)です。・・・何でワザワザ読み方を変えた?カキ粉でよかったんじゃねえ?まあ、ええけど。

色んな所で色んな物が繋がっているモンです。

あっ!また一つ牡蛎繋がりで思い出した。・・・けど、とめどなく話が続きそうなので、もうやーめた!

by海将てんちょ

海将携帯サイト