杏仁豆腐(あんにんどうふ)

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あーっ!杏仁豆腐が食べたいっ!

という事で、3年ぶり位に、杏仁豆腐を作りました。買って食べても美味しくないし。自分で作るしかない。

杏仁霜を仕入れて、後は、寒天、牛乳、水、砂糖があればOK。

シロップは、通常は、水、砂糖、レモン汁、生姜汁、塩で作りますが、

てんちょは、水、砂糖、塩、ブランデー、レモン汁、キウイで作ります。これが旨い。

因みに、

巷に溢れている、杏仁豆腐、

実際には、杏仁が入っていない物が多々有ります。タダの牛乳寒天。

杏仁豆腐は杏仁が入っているから杏仁豆腐です。

杏仁とは、アンズの種の中にある仁(じん=さね)の事を指します。それを乾燥させて粉末にした物が、杏仁霜。

これが入っていなければ、杏仁豆腐とは呼びません。っていうか、呼んではいけません。プチ詐欺です。

もひとつオマケに、

杏仁霜の袋に「アーモンドパウダー」と書いてありますが、

アンズとアーモンドは同じ様な種類の植物なんですが、同じではありません。

では、何故、杏仁霜をアーモンドパウダーと呼ぶか?

答えは簡単。

中国人がアバウトだからです。アーモンドとアンズの区別が無いらしい。

だから中国人はアーモンドチョコレートの事も、杏仁チョコレートと呼びます。アンズなんか入ってないのに・・・

そうそう、

杏仁豆腐を作る時のポイントは、「固さ」。これに尽きます。

固すぎるとまるで美味しくありません。作る時は、冷やして固まるギリギリを攻めましょう。

杏仁豆腐は、あの口に入れるととろけるプルプル感が命です。

作る時は、是非、ギリギリを攻めて下さい。

byギリギリを攻めるのが大好きな海将てんちょ

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