釣りバカ親父のひとり言(仮名)

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日焼け初日。

もはや日焼けなどと言う生易しいモノではなく、火傷。

痛い。痛過ぎる!

by海将てんちょ

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最近、クソ暑いので甚平を着て仕事をしてます。

ソレに合わせて、雪駄を履いてます。

んが、

ソレに合わせる靴下がなかなか無い。地下足袋はビミョーにダセー様な気がするし・・・

靴下も、基本的に指の所が二股以上に分かれてないと雪駄が履けないので、それを買って履いていたんですが、

指の所が二股以上に分かれている靴下自体が少ないので、気に入った柄が無い。

仕方なしに、気に入らん柄の靴下を履いていたんですが、

今日、嫁さんが、

得意の「しまむら」で、

てんちょが一発で気に入った柄の靴下を買って来た(写真)。1足190円也。相変わらず、しまむらは安い!

なかなかイカしてるでしょ?

・・・ナニ!?

「ダサい!」だと!?

・・・好きにゆーたらエエ。

ところで、

先日、足の腱が切れたおっちゃん達、

海将のお客さんのSさんの友達だったみたいです。相変わらず、世の中狭い。

今日、営業前にSさんがお店にやって来て、

「こないだ、ワシの連れの手伝いして貰ったみたいで、すまんじゃったねぇ。腱が切れたのが歩けるようになったら、皆で海将で飲もうってなっちょるけえ、日にちが決まったら又電話するけえ。」

って、わざわざお礼を言いに来ちゃった。

っつーか、

別に、お客さんを増やそうって思ってないのに、又増えた様な気がする。

このパターンが異様に多い。

会社訪問をして割引券を配るとか、広告掲載をするとか、お偉いさんが集まっている様な席で名刺を持って挨拶してまわるとかっていう、まともな営業活動なんて殆どした事がないんですが、

ふとした出来事で関わりあった人が、「こないだはアリガトねぇー!こんなとこで居酒屋やりよーったんじゃねえー。」って、後々てんちょの知り合いと一緒にお店にやって来る。

・・・いいですねえー。こういうお客さんの増え方って。

「十日に一善」(てんちょには、一日一善は無理。)!!!

by海将てんちょ

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いつも、確認の為に、何にも味付けしないで端っこを味見するだけなので、

今年に入ってまともに鱧を食ってなかった。

という事で、

今日、まともに食ってみた。

チャカチャンチャンチャンチャンチャン!分葱を茹でて、

チャカチャンチャンチャンチャンチャン!蒟蒻を切って、

チャカチャンチャンチャンチャンチャンチャンチャンチャンチャンッチャンッチャンッチャンッ!舞茸を焼いて、

チャカチャンッチャンッチャンッ!鱧と一緒に盛り付けて、

チャカチャンッチャンッチャンッ!酢味噌をかけて、

チャカチャンチャンチャンチャンチャチャチャチャチャン!食う。

食った。

・・・んんー、旨い!

今更ながら、

鱧って旨いですねぇ。分葱との相性も良いし。

まあ、端っこを味見するだけでも旨いんだから、味をつけて、色々な野菜と合わせて食えば旨いのは当たり前か。

因みに、

鱧は活かしの物を絞めてから3枚におろして、骨切りをします。

基本的に、1寸(約3cm)の間に20回位包丁を入れます。1〜1.5mmに1回の割合。

これが、慣れないと結構難しい。

当然、包丁は良く切れないと駄目だし、皮を切り落とさずに身の部分だけを全部切らないと骨が残って食べた時にイラッとします。

鱧の大きさにもよりますが、1寸に対して20回より少ない包丁の入れ方をしても、これ又骨が残ります。

板前の仕事は、大概の事は時間さえかければ家庭の主婦でも出来るとてんちょは思っていますが、

鱧の骨切りをしていると、「さすがにこれは無理じゃろうか?」と思います。

まあ、魚屋さんに並んでいる鱧は大概骨切りしてあるんで、一般家庭で鱧の骨切りなんてする機会はまず無いでしょうが、

自分で出来るようになると、ひたすら薄ーく包丁する事が出来るので、

魚屋さんが適当に骨切りした鱧の湯引きよりも、ふわふわな鱧の湯引きを食べる事が出来ますよ。包丁を薄く入れれば入れる程、鱧は茹でた時にブワッと花の様に広がり、氷水で締めてから食べると口の中でとろける程にフワフワになります。

時間とお金を持て余している方は、

是非とも活かしの鱧を購入して骨切りの練習をしてみて下さい。

そこそこの大きさの鱧を30本位骨切りをしたら、わりかし出来る様になると思いますよ。慣れてくると段々骨切りするのが楽しくなってきます。てんちょはそうでした。

それから、

鱧を骨切りした後に熱湯で湯引きますが、

湯には必ず塩を多めに入れて下さい。

塩を入れないとバラバラになりやすいですが、塩を入れるとバラバラになりにくくなります。

湯引く時間は、グラグラに沸かした熱湯に入れてから、5秒!5分じゃあ無いですよ!5秒です!湯に入れた瞬間から「イチ!ニ!サン!ヨン!ダァーッ!」とアントニオ猪木よりひとつ多めに数えたら、猪木ビンタに劣らぬ神懸かり的なスピードで「元気ですかぁーっ!」と氷水に瞬間移動させて下さい。

皆さんだいたいこの湯引く時間で失敗してます。

「茹でる」んじゃあなくて、「湯引く」んですから、お間違えの無い様に。

by元気があれば何でも出来る海将てんちょ

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だいぶ前に海将日記に書いた、海将の酒類のメインの取引先、「篠澤酒舗」の専務が、

社長に就任されました。

おめでとうございます。

知り合った頃は、篠澤酒舗の店長だったので、

てんちょのケータイの登録は、いまだに「篠澤店長」になってます。

海将が開店した当初も、酒類の段取りのみならず、

メニューリストの作製から、

グラス類の調達から、

ジョッキクーラーやショーケースの設置から、

勉強の為の県外の繁盛店巡りから(4時間の間に繁盛している居酒屋ばっかし8件まわった。良い勉強になりました。)、

経営に関するアドバイスまで、

普通の酒屋なら一切手を付ける事のない、いわば、直接の儲けには全くならない作業を、てんちょが無理強いしてる訳でもないのに、何から何まで至れり尽くせりのお世話になってしまいました。勿論、他の取引先にも同じ様に対応しながら。恐ろしいまでの行動力。・・・もしかして、双子?もう一人同じ人がいるんじゃねえか?

んが、

今からは社長。んー、社長。

もう、遊んでくれんな。タダでさえ忙しかったのに、社長の肩書が付いたらもうさすがにてんちょごときと遊ぶ時間なんて取れる訳があるまい。

まぁー、一般的に出世は目出度い事なんで、いいか。

という事で、

御祝に、

「トロアメゾン」で特注のケーキを作って貰って、シャチョウにプレゼントしました。

目出度いっ!っちゅう事で、鯛っっっ!の形のケーキ!鱗の向きが反鯛!じゃなくて反対!!!尻尾の方から鱗を貼らないとイケないのに、頭の方から貼ってある。・・・まあ、いいか。

トロアメゾンにケーキを取りに行って(最近はいつもトロアメゾンの社長を見掛けないのに、今日は珍しく白衣を着てケーキを作っておられました。やっぱ、社長自ら厨房に立って仕事をされていると、空気が引き締まって見えてイイですねえ。)、

トロアメゾンを出たところで、

「どーせ又、出張でこの辺にゃあ居らんじゃろ。」

と思いながら篠澤さんに電話したら、

トロアメゾンの社長と同じく、篠澤さんも珍しく御在店。

早速その足で宇部市の篠澤酒舗まで持って行ったら、

ケーキを見て喜んじょった。

良かった良かった。

んで、

ナンでか知らんが、デッカイアップルマンゴーを2つも貰ってしまった。・・・コッチの方が高いんじゃねえか?・・・まあ、ええか。

社長!もし暇な時間が有ったら、又遊んで下さいね。

てんちょはいつでも暇なんで!

by有限会社海将の代表取締役社長なのに全然忙しくない海将てんちょ

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てんちょの最近のお気に入りのおやつです。

おかきなんですが、ワサビの刺激が猛烈です。

んが、

その猛烈加減が、絶妙です。

これよりも、ほんの少しでもワサビを効かせ過ぎると、

「辛いばっかりで旨くない。もーいらん!」

ってなる筈です。

ギリギリセーフの際どいところでワサビの刺激が止まってます。

後引く旨さ。

スーパーまるきに売ってあるんで、買い物に行かれた方はひとつ買って食べてみて下さい。お勧めです。

因みに、

1度にまとめて3個以上口に入れると大変な事態が起こりますので、1個ずつ食べて下さい。

てんちょは大変な事になりました。

さて、

ここから又、今迄とはナンの脈略も無い話。

日曜日に営業したんで、月曜日に代休を取りました。

んが、

釣りに行ってない。

朝の8時から、船検を受ける予定になってたんで、行きたかったのに行かれんじゃった。

ま、取り敢えず、海を見て船に乗って竿を握ったら、釣りをしなくても心が落ち着くんで、いいか。・・・ホントにいいのか?・・・こんな事で落ち着くなんて・・・漁港に行く前に精神病院に行って診て貰った方が正解じゃないか?

・・・気にしない、気にしない。という事で、

てんちょの精神疾患は無視して、

朝7時に起きて、埴生漁港に行きました。

漁港に着いたら、

知らないおっちゃんが3人がかりでスロープからボートを揚げてる最中でした。・・・大仕事。

まず、前と後ろに3個ずつ直径20cm位の車輪がついた船台の前側と車をワイヤーロープで繋いで、

次に、スロープを使って海中に船台を滑り落とし、

その上にボートを持って来て、ロープで固定して、

船底の様子を見ながらゆっくりと車で引っ張り揚げる。

・・・そりゃあ、3人がかりでやらんと揚がらんわい。

ところが、

そのおっちゃん達、船台を引っ張り過ぎて、

船をスロープの途中で停めて車止めをかます予定だったみたいなんですが、

スロープを通り過ぎて完全に平地まで船台が揚がってしもうた。ここが普通の船台のウィークポイント。・・・引っ張る事は出来るが、押す事が出来ん。

スロープの途中で停めておかないと、船底掃除をした後に、船を海に戻す事が出来ん。

おっちゃん達は「あちゃぁー!しもーたぁー!どねえしようかい?」みたいな感じで、ミニ会議を始めた。

てんちょは遠くから見てたんですが、さすがに見るに見兼ねて、

「スロープ迄降ろすの手伝いましょうか?」

って声をかけたんですが、

おっちゃん達は、失敗したのを見られたのが恥ずかしかったのかどうかは定かではありませんが、

「大丈夫、大丈夫。丸太でこねたら動くけえ。」

・・・どー見ても丸太ごときで動く様な状態じゃあ無いとお見受けしましたが・・・。折角てんちょに良い考えが有るのに、助け船を出したら拒否られた。

あんまりしつこく言ったら怒られそうなんで、

「なんか手伝える事が有ったら、言って下さいね。」

って言って、自分の船まで戻って船検を受けた。約15分で呆気なく終了。

自分の船まで戻ってから、約5分経過。

おっちゃん達はせこせこ動いてるが、船台は微動だにせず。

10分経過。

やっぱり動くのはおっちゃん達だけで、船台は1mmたりとも動かん。

15分経過。

遂に、おっちゃん達も動かんようになった。・・・ちゅうか、おっちゃんが1人倒れちょる!どした!?

走って行って、

「どうしました!?」

って尋ねたら、

「船台を押しよーったら、こいつの足の腱が切れた!バキッてゆーた!」

・・・おいおいっ!

だからさっき手伝うっちゅーたやろっ!年寄りが無理するからそーなるのよ。

それから5分。

「ピーポーピーポー・・・」救急車到着。

救急隊員の人に見てもらったら、やっぱり腱が切れちょるみたいで、

「ピーポーピーポー・・・」

・・・連れて行かれた。

残るおっちゃんはあと2人。

「レッカー呼んで吊って貰おうか・・・」

・・・ほらね、最終的にそーゆー話になるでしょ?

そこでてんちょがすかさず、

「僕の船台で押せるけえ、ミヨシの高さが合えば僕の船のミヨシとおっちゃんの船のミヨシを向かい合わせに当てて押しましょうか?」

って提案したら、

「おーっ!?よー判らんけど、それでやってみようか・・・。」

・・・最初っからテゴさせてくれちょけば、病院に運ばれたおっちゃんは足の腱を切らんで済んだのに。

メジャーで両方のミヨシの高さを測ったら、5cm位しか違わなかったので、

てんちょの自走式船台を、おっちゃんの船の前に持って来て、

ミヨシを合わせてクイッと押したら、

すんなりスロープ迄後戻り。

ほらほら。簡単。

おっちゃんも喜んじょった。張り切って船底掃除を開始!・・・腱が切れたおっちゃんは放ったらかしにしといてええんじゃろか?

皆さんも、

困った時はお互い様です。

意地は張らずに、他人の好意には甘えましょう。

じゃないと、

足の腱が切れますよっ!

by常日頃から他人の好意に甘えっ放しの海将てんちょ

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