郵便貯金の限度額が、
1000万円から2000万円に引き上げられようとされています。
「便利になるのう。」
と思われている貴方、
もう少し考えて下さい。
何故、亀井さんがムキになって上限を引き上げようとしているのか?
何度も何度も言いますが、
大部分の政治家は、国民の事なんかこれっぽっちも考えていません。
頭にあるのは、如何にして自分が甘い汁を吸う事が出来るか?の一点のみです。
郵便貯金の限度額引き上げも、その一環です。
「上限を引き上げたら、政治家にナンのええ事が有るんか?」
そもそも、
郵便貯金という仕組みは、
1940年代、戦時中の真タダ中に、
軍資金が欲しい大日本帝国政府が、国民から資産を吸い上げたいが為に作り上げた仕組みです。その仕組みが戦後60年以上経過しても、元の状態に戻す事が出来ずに残ってます。
折角、小泉さんが郵政民営化という形で正常な状態に戻す道筋を作ったのに、
亀井さんが、それをぶち壊した上に、更に輪をかけて悪い方向に持っていこうとしています。
戦時中は、
郵便貯金という形で、
国民に資産を預けさせ、
その資産で、
国債を買い、
その金で国が鉄砲を買う。
そのついでに、
鉄砲を売っている企業から、
リベートをふんだくり、
懐を温める。
現在は、
鉄砲を買う代わりに、
ゼネコンに必要のないインフラを整備させて、
リベートをふんだくる。
んが、
国債の大口引き受け先の郵便局も、
もう、さすがにこれ以上国債を引き受けられるだけの金銭的余裕が無い。
という事で、
貯金の限度額を引き上げて、
国民から更に資産を吸い上げて、
将来、戦後同様に日本銀行券が紙屑と化すのは承知の上で、
国債を買い増す。
という手段を取ろうとしています。
因みに、
戦時中に、現在と同様の手段を取って、
敗戦した結果、
戦後4年間で、
物価が、確か40倍に跳ね上がりました(80倍じゃったか?イマイチ記憶が定かでない)。
40倍だったとしても、貴方の持っている2000万円は、
4年後に50万円の値打ちしかなくなっている計算です。
田舎で新築の建売住宅が一軒買えた筈だったのに、
たかだか4年後には、その金で、中古の軽トラ一台さえも買う事が出来なくなります。
「郵便局が便利になるねえ。」
って、
・・・喜んでる場合じゃあないですよ。マジで。
今日は、終戦記念日。
戦時中には、多くの若者達が、
極一部の権力者によって、この世に生を受けた瞬間から、
『騙され』
万歳突撃、特攻、玉砕を繰り返していきました。
あの時の悲劇が、又繰り返されるかも知れません。
今現在、日本は経済破綻に向かって特攻を繰り返している様なもんです。
経済戦争の敗戦国、日本。
これはこれで、太平洋戦争に負けた時とは違う、惨めな気分が日本中に漂うと思いますよ。
回避する手段は有るんですがねえ。・・・太平洋戦争を回避する手段は有ったにも関わらず回避出来なかった大日本帝国政府同様、現在の日本政府が出来る訳が無い。
さあ!
皆さん一緒に!
お国と共に玉砕しましょっ!
「艦長!魚雷は全て発射し尽くし、1本も残っておりません!」
「艦長!甲板には回天を装備する時に機銃を取り外したので、浮上しても攻撃する術は有りません。」
「艦長!回天の酸素は先程の戦闘で破損した酸素供給ボンベの代用で現在艦内に供給しておりますので、回天による特攻も出来ません!」
「よし!判った!回天を装備したまま、我々の艦で突っ込むぞ!機関長!機関戦速!バラストフロー!面舵いっぱーい!天皇陛下ばんざーいっ!!!」
ってか?
by海将てんちょ