てんちょの最近のお気に入りのおやつです。
おかきなんですが、ワサビの刺激が猛烈です。
んが、
その猛烈加減が、絶妙です。
これよりも、ほんの少しでもワサビを効かせ過ぎると、
「辛いばっかりで旨くない。もーいらん!」
ってなる筈です。
ギリギリセーフの際どいところでワサビの刺激が止まってます。
後引く旨さ。
スーパーまるきに売ってあるんで、買い物に行かれた方はひとつ買って食べてみて下さい。お勧めです。
因みに、
1度にまとめて3個以上口に入れると大変な事態が起こりますので、1個ずつ食べて下さい。
てんちょは大変な事になりました。
さて、
ここから又、今迄とはナンの脈略も無い話。
日曜日に営業したんで、月曜日に代休を取りました。
んが、
釣りに行ってない。
朝の8時から、船検を受ける予定になってたんで、行きたかったのに行かれんじゃった。
ま、取り敢えず、海を見て船に乗って竿を握ったら、釣りをしなくても心が落ち着くんで、いいか。・・・ホントにいいのか?・・・こんな事で落ち着くなんて・・・漁港に行く前に精神病院に行って診て貰った方が正解じゃないか?
・・・気にしない、気にしない。という事で、
てんちょの精神疾患は無視して、
朝7時に起きて、埴生漁港に行きました。
漁港に着いたら、
知らないおっちゃんが3人がかりでスロープからボートを揚げてる最中でした。・・・大仕事。
まず、前と後ろに3個ずつ直径20cm位の車輪がついた船台の前側と車をワイヤーロープで繋いで、
次に、スロープを使って海中に船台を滑り落とし、
その上にボートを持って来て、ロープで固定して、
船底の様子を見ながらゆっくりと車で引っ張り揚げる。
・・・そりゃあ、3人がかりでやらんと揚がらんわい。
ところが、
そのおっちゃん達、船台を引っ張り過ぎて、
船をスロープの途中で停めて車止めをかます予定だったみたいなんですが、
スロープを通り過ぎて完全に平地まで船台が揚がってしもうた。ここが普通の船台のウィークポイント。・・・引っ張る事は出来るが、押す事が出来ん。
スロープの途中で停めておかないと、船底掃除をした後に、船を海に戻す事が出来ん。
おっちゃん達は「あちゃぁー!しもーたぁー!どねえしようかい?」みたいな感じで、ミニ会議を始めた。
てんちょは遠くから見てたんですが、さすがに見るに見兼ねて、
「スロープ迄降ろすの手伝いましょうか?」
って声をかけたんですが、
おっちゃん達は、失敗したのを見られたのが恥ずかしかったのかどうかは定かではありませんが、
「大丈夫、大丈夫。丸太でこねたら動くけえ。」
・・・どー見ても丸太ごときで動く様な状態じゃあ無いとお見受けしましたが・・・。折角てんちょに良い考えが有るのに、助け船を出したら拒否られた。
あんまりしつこく言ったら怒られそうなんで、
「なんか手伝える事が有ったら、言って下さいね。」
って言って、自分の船まで戻って船検を受けた。約15分で呆気なく終了。
自分の船まで戻ってから、約5分経過。
おっちゃん達はせこせこ動いてるが、船台は微動だにせず。
10分経過。
やっぱり動くのはおっちゃん達だけで、船台は1mmたりとも動かん。
15分経過。
遂に、おっちゃん達も動かんようになった。・・・ちゅうか、おっちゃんが1人倒れちょる!どした!?
走って行って、
「どうしました!?」
って尋ねたら、
「船台を押しよーったら、こいつの足の腱が切れた!バキッてゆーた!」
・・・おいおいっ!
だからさっき手伝うっちゅーたやろっ!年寄りが無理するからそーなるのよ。
それから5分。
「ピーポーピーポー・・・」救急車到着。
救急隊員の人に見てもらったら、やっぱり腱が切れちょるみたいで、
「ピーポーピーポー・・・」
・・・連れて行かれた。
残るおっちゃんはあと2人。
「レッカー呼んで吊って貰おうか・・・」
・・・ほらね、最終的にそーゆー話になるでしょ?
そこでてんちょがすかさず、
「僕の船台で押せるけえ、ミヨシの高さが合えば僕の船のミヨシとおっちゃんの船のミヨシを向かい合わせに当てて押しましょうか?」
って提案したら、
「おーっ!?よー判らんけど、それでやってみようか・・・。」
・・・最初っからテゴさせてくれちょけば、病院に運ばれたおっちゃんは足の腱を切らんで済んだのに。
メジャーで両方のミヨシの高さを測ったら、5cm位しか違わなかったので、
てんちょの自走式船台を、おっちゃんの船の前に持って来て、
ミヨシを合わせてクイッと押したら、
すんなりスロープ迄後戻り。
ほらほら。簡単。
おっちゃんも喜んじょった。張り切って船底掃除を開始!・・・腱が切れたおっちゃんは放ったらかしにしといてええんじゃろか?
皆さんも、
困った時はお互い様です。
意地は張らずに、他人の好意には甘えましょう。
じゃないと、
足の腱が切れますよっ!
by常日頃から他人の好意に甘えっ放しの海将てんちょ
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