マゴチ‐68cm(自己記録更新!)、48cm、40cm、38cm、
キスゴ‐2本、チャリコ‐2枚、本皮‐1枚、イイダコ‐7杯、ショウサイフグ‐2本。
以上。先日に引き続き、目測60cmのマゴチをまたもや海面でばらしてしまったが、今日はかなり上出来!
10月10日(日曜日)、
相も変わらず、小倉海生丸は沖の甘鯛を狙わずに、月曜日以外は無理せず近場で彼岸鯛ばっかり釣らせて楽している様なので、
チャリコに毛が生えた様な真鯛なんかいらん!
という事で、
再度シーズンが終りかけのマゴチ狙いで、本山岬沖へ。
先々週と潮回りが同じだったので、まっすぐ先々週流したポイントへ向かって、朝6時に埴生漁港を出撃。
今日は北西の風がやや強いので、多少、北よりに船を停めてから、流す。
・・・釣れない。
二流し目、
・・・小フグとチャリコが釣れた。
・・・んんー、干潮からの潮変わりの瞬間に間に合わなかったのがマズかったか?
と思いながら、三流し目。
・・・マゴチゲット!38cm!よっしゃ!
更に次の一流しで、
・・・もひとつマゴチゲット!40cm!よっしゃよっしゃ!
その後もひたすらハツカネズミの様に、潮を上っては下りを繰り返すが、
チャリコとキスゴとイイダコ少々を追加しただけで、午前10時に潮止まり。
下げの潮が動き出すまで、ホエーッと1時間。
船の向きが変わる。下げ潮が動き出した。
と、
事件はその後すぐに訪れた!
潮が変わって、思っているポイントからかなりずれた所に船が流されていたので、そろそろ船の位置を修正しようかなーと仕掛けを上げようとしたその時!
いきなり「ジャーーーーッ!」とスプールが逆回転!
糸の出る勢いが、尋常では無い!そんなにドラグ緩めてないぞ!
なんじゃなんじゃ!?
と、魚の判断もつかぬまま、巻いては出され、巻いては出され・・・水深9mにも関わらず、やり取りに5分以上かかった。08のPEラインは怖い。
そして、
海面に姿を見せたのは、
化物みたいな、大マゴチ!見えた瞬間は、
「これマゴチか!?・・・いや、そんな筈は無い!こんなデカいマゴチがそうそう簡単に釣れる筈が無い!違う魚じゃ!・・・エソか!?いや!エソでは無い!じゃあ何か!?サメ?いや違う!エイ?いや違う!んー!判らん!・・・やっぱりマゴチか!?お前はマゴチなのかっっっ!!!???」
と、一瞬の間に相当色々な事が頭の中を駆け巡った。
とにかく、タモ入れ!
海面まで上げても、恐ろしく抵抗する大マゴチ、
何度も糸を出されながら、タモを片手に巻き上げ、
タモ入れ成功!
んが!
タモの柄がスポッと外れた!!!うおおぉぉぉーーーっっっ!
マッハでタモの網の部分を掴む!よっしゃ掴んだ!
んが!!!
今度はタモの網に穴が開いた!大マゴチの頭がタモの穴から飛び出る!うおおぉぉぉーーーっっっ!!!
胴体に網が絡まって、どうにか大マゴチのタモからの脱出は免れた。
んが!!!
大マゴチのタモ入れにあたふたしていたその時に!
ダイコーのロッドが、
折れたああぁーっ!うおおぉぉぉーーーっっっ!
・・・大マゴチにかなりの代償を払わされる事になってしまった。
まあ、釣れないよりはましか。メジャーで計測したら68cmあった。・・・68cm。確かマゴチの日本記録は70cmちょっとだったような・・・このポイント、マゴチの日本記録が狙えるんじゃあねえか?
しばらく、生簀のマゴチを眺めてから、
気分と竿を一新して釣り再開。
又来た!タモが無いからタイミングを見計らってブリ揚げる!
今度は48cm!
生簀に入れて、68cmのマゴチと並べると、エラい小さく見えるねえ。
次の一流し、
又来たあーっ!これもデカい!
んが!
海面まで上げても、
タモが無い!
目測60cmのマゴチを08のPEラインでブリ揚げる訳にもいかず、
海面ギリギリでマゴチの口をタオルで掴もうとしたが、
結局、もたもたしている間に、
針外れ。・・・先々週に引き続き、サヨーナラー。
・・・今日はもういいや!やーめた!
という事で、
少し早めの1時納竿。
いやぁー、面白かった。
又行くどおー!
因みに、
陸に揚がって、ソッコーで船の生簀から店の生簀にマゴチを移して、
ポイント宇部店にダイコーのロッドを修理に出したら、
7000円位かかるって言われた。
なみだ。
by海将てんちょ