2010年4月8日

連子鯛(れんこだい)

カテゴリー: 釣りバカ親父のひとり言(仮名) — kaishow @ 12:21 AM
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写真の上側の魚がレンコダイ、下側の魚がチダイです。

チダイは、真鯛によく似てますが、真鯛とは違います。食味も真鯛と較べるとやや劣ります。

目視で判別する時は、

チダイはエラブタの所が赤く染まっている。

真鯛はオビレの先が黒く染まっている。

大まかな違いと言えばこの位です。後は殆ど見分けがつきません。

それはさておき、

レンコダイ。

一般的には「キダイ」と呼ぶ様ですが、この辺りでは「レンコ」と呼びます。

写真を撮る時に、一緒に500円玉をおいてみました。関東方面で沖釣りをされる方は、外道でよく釣れるらしいのでご存じでしょうが、玄海方面のレンコはデカいのが多いです。写真のレンコがアベレージサイズです。

この位のサイズの活き絞めレンコを、松皮造りにして食べると、大変おいしゅうございます。

レンコは皮目に甘味があるので、刺身にする時でも絶対に皮をすいたら駄目ですよ。松皮にして下さい。

因みに、

得体の知れない写真が3枚ほど貼ってありますが、

これは何かと言いますと、

「寄生虫」みたいなもんです。

レンコを釣って、口の中を覗くと大概コイツがこっちを向いて睨みつけてます。あー、キモい。

基本的に一匹のレンコに対して一匹の虫が付いてます。

食べても問題ないらしいんですが、・・・チョーキモい。

レンコが喰った餌をコイツがお裾分けして貰うみたいなんですが、

お前は自分の住家を何でレンコにした?・・・それが判らん。他の魚でも良かったんじゃねえの?

・・・まあ、ええわい。

もひとつ因みに、

黒い点々がイッパイの写真は、

カサゴの赤ちゃんです。活かしのカサゴを捌いて、腹を開けて出すとチョロチョロと動いてます。これが又、キモい。

普通の魚は卵を産みますが、カサゴは稚魚を産みます。サメやエイと一緒(サメやエイの場合は、完全に形になった状態で産まれて来ますが・・・)。

キモいと言えば、

だいぶ前に、活かしの赤エイを捌いたら、出産直前だったらしく、

エイの形をした全長5cm位の赤ちゃんエイが、100匹位、

開いた腹の中から一斉に出て来た!勿論、生きたまま!

てんちょは医師の免許なんか持って無いのに、帝王切開してしまった!「おめでとうございますぅーっ!元気な100つごチャンですよぉーっ!」ってかぁー?

まな板から溢れてバタバタしてました!キモいの極致っっっ!!!

あれ以来、エイは魚屋さんに捌いて貰ってます。かなりトラウマ。

しかーし!

ブログを始めたので、皆さんに見てもらう為にも、写真を撮らねば・・・

という事は、

捌かねばなるまい!活かしの子持ち赤エイを!

という事で、

今度、子持ち赤エイが入ったら、ブログに写真を貼りますので、

お楽しみに・・・。あーっ!想像しただけで背中がさぶい!!!

つーか、

又、コロッと話が変わりますが、

日曜日に釣ったホウボウを煮付けにしたら、

いつもはたいして旨くないんですが、今回のホウボウはゼラチン質タップリでメチャメチャ旨かった!

これぞ、旬!

ホウボウさん、貴方がこんなに美味しくなるなんて、てんちょは知りませんでした。

今迄の船上での非礼、心よりお詫び申し上げます。今度からもう少し大切に扱う様にします。「まーたホウボウかあーっ!」ってほったり投げたり致しません。

by海将てんちょ

2010年4月7日

飯蛸(いいだこ)

カテゴリー: 釣りバカ親父のひとり言(仮名) — kaishow @ 12:14 AM
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桜も満開から葉桜に変わり始め、

そろそろ、てんちょの大嫌いな「夏」の匂いが・・・、あー、憂鬱。

桜が散りはじめる頃には、「飯蛸」に飯(いい)がパンパンに入ってきます。

という事で、今日は飯蛸の旨煮を作りました。

飯蛸は、年がら年中市場に出てますが、飯が入るのはこの時期だけです。

旨いですよー。

たまには作り方を書いときます。

まず、

蛸の墨を取ります。

飯蛸は肝と墨がベッタリくっついているので、肝ごと墨を取り除きます。指の腹でグリッと摘んだら、ムニッと簡単に取れます。

時々、真ん丸の肝が全部墨だと思われている方がありますが、それは殆ど肝です。よーく見て下さい。その肝にゴマ粒みたいなちっちゃな黒い粒が付いてます。それが墨。お間違えのないように。

んで、肝ごと墨を取ったら、ボールに入れた飯蛸に塩をぶっかけて、これでもかっ!っていう位、揉みしだきます。

それを、今度は水を流しながら、揉みしだきます。

ぬるぬるが取れたら、笊にあげて水を切り、熱湯にぶち込んで霜降りします。10秒位でOK。

再び、笊にあげて、頭(厳密に言えば、胴。)と足に分けます。

酒と味醂を1対1で鍋に入れて、アルコールを飛ばし、それに砂糖を0.5程入れて、白出汁を4程入れ、刻み生姜少々と唐辛子少々入れて、

沸いたら先程の飯蛸の頭(厳密に言えば、胴!)を入れます。

フツフツとなってきたら弱火にして(沸騰させたら駄目。)、約10分煮ます。

10分経ったら、足を入れて強火にして、又フツフツとなってきたら、濃口醤油を1程入れて、再度フツフツとなってきたら、弱火にして更に10分程煮含めます。

んで、

火から外して、鍋のまま荒熱を取って冷蔵庫に入れて一日程味を馴染ませます。

これで、美味しい「飯蛸の旨煮」の出来上がり!

出汁は、最初に飯蛸を入れた時に、「チョットすくねえか?」位で煮て下さい。煮上がった時には、飯蛸が縮んで、丁度良くなってます。

出汁が多いと折角の飯蛸の旨味が沢山出汁に溶け出て、飯蛸自体の味が薄くなります。

・・・以上!

因みに、

飯蛸って、飯が入っていても入って無くても飯蛸と呼びますが、

・・・果たして、飯が入って無い飯蛸を、飯蛸と呼んでも飯んだろうか?・・・イマイチ腑に落ちん。

んまぁー、飯かぁー!

by海将てんちょ

2010年4月6日

海図(かいず)

カテゴリー: 釣りバカ親父のひとり言(仮名) — kaishow @ 12:04 AM
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宇部近辺と下関近辺の海図です。地図の海バージョン。

水深や、緯度軽度、暗礁や沈船の位置、航路ブイ等々が事濃やかに書き込まれています。

昔は船舶の必需品でしたが、今は文明の発達によって殆ど使われる事が無くなりました。

GPSが開発され、高性能レーダーが開発され、高性能ソナーが開発され、船舶電話が開発され、自動操舵装置が開発され、

海の上は安全なもんです。道路を車で走る方がよっぽど危ない。

たまに、海難事故のニュースをテレビでやってますが、ああいう事故を起こす人は、海の上が安全過ぎて気を抜いて船を航行させている人です。居眠り運転や飲酒運転なんかフツーにやってますから。陸の上でやったら、即、死亡事故です。

海の上はいいですよー!

この上なくのんびり出来ます。

休日に、家でダラダラしている方達!

「ナーンにもする事がねえ!」と、パチンコ台を相手に時間を潰している方達!

海に出かけましょう!

周りを全て海で囲まれている日本に産まれて日本で育って、海で遊ばないなんて勿体ないですよ!

因みに、

一枚目の写真の真ん中辺りが、てんちょがマイボートでカサゴちゃんを釣りに出かける「関門海峡」です。(今年は結局一度も行かずにシーズンが終わってしまいましたが・・・)

んで、二枚目の写真の真ん中辺りが「宇部空港沖」になります。シーズンになると、カレイ、キスゴ、アイナメ等がバンバン(?)釣れます。

車で下関の彦島から宇部の空港まで走ると、ぶっ飛ばしても1時間以上かかりますが、船で走ると30分位で到着します。なんせ、一直線ですから。

更に、

宇部空港から北九州空港まで、車で走るとゆうに2時間以上かかりますが、船で走ると1時間もかかりません。なんせ、一直線ですから。

宇部空港から北九州空港まで急いで行かないとイケない方は御一報下さい。

まあ、連絡をもらっても、

てんちょの家から船を停めている港迄行くのに20分、船を降ろして出航するまでに30分、港から宇部空港の辺りまで行くまで30分、そこから北九州空港の辺りまで行くのに1時間、結局南極しめて2時間以上かかりますが。

・・・因みに、

4月4日(日曜日)、

今更言うまでもありませんが、

甘鯛を釣りに行って来た。小倉港出船の海生丸にて。

んがっ!

釣果は写真をご覧の通り。・・・しょぼい!しょぼすぎるっっ!甘鯛を釣りに行きよーるのに、まーた甘鯛が釣れんかった。もう3週間連続で甘鯛のお顔を拝見してない。・・・なんでやねーん!?釣りが下手になったか?いやいや、そんなハズは無い!・・・ハズ。

という事で、

以上!

by少々はぶて気味の海将てんちょ

2010年4月4日

かんてき(かんてき)

カテゴリー: 釣りバカ親父のひとり言(仮名) — kaishow @ 12:53 AM
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かんてきが使用不能に陥った。

海将のガスコンロには、かんてきが5つ付いてますが、

醤油を使う料理が多いからか何なのかよく判りませんが、かんてきが錆びてよく穴が開きます。

昔のかんてきは、そんなにボロじゃあ無かった様な気がするんですが・・・

醤油や油がこびりついて、ガスが出る穴が詰まると、そのかんてきを外して、別のかんてきの上に乗せて、かんてきが真っ赤になるまで全開で炙って、そのまま冷やすと、こびりついていたものが全部灰になっているので、それを綺麗にブラシではたいたら、

新品同様!

毎月こうやって掃除してました。

が!

今のかんてきでそんな事をすると、三回位で穴が開きます。

だから、丁寧に穴をひとつずつ細い鉄の棒でほじくります。あーっ、面倒臭い。

製造業者の悪巧みか?・・・早く破れた方が、早く買い換えて貰えるもんねぇー。ねっ!タニコーさん!?

しかーし!

てんちょは、かんてきに穴が開いた位じゃあ買い換えません!

ナフコに売ってある耐火パテで修理して使います。

これで、かんてきの耐用年数が倍以上に延びます。・・・業者泣かせ?

しかーし!しかーし!

いくらなんでも、

あちこち穴だらけの上に、接続部位が隙間だらけ、ビスは錆びて折れちょる・・・

こうなると、さすがのてんちょも手のほどこしようが有りません。

かんてきよ、安らかに眠れ。ナームー。

という事で、

かんてきが一つ新品になりました。

新品のかんてきから出る炎は綺麗ですねぇー。ビューティフル!ワンダフル!

これで又、すこーしだけテンション上げて仕事が出来ます。良かった良かった。

因みに、

かんてきかんてきってさっきから言ってますが、

ここまで読めばお判りの通り、「ガスバーナー」の事です。

元々は、七輪の事を指すんですが、

飲食業界では、ガスバーナーの事もかんてきと呼びます。まあ、呼ぶと言っても、てんちょ位の歳から上の人達しか使いませんが・・・。若い人達は、ヤッパリ、「ガスバーナー」と呼んでるみたいです。・・・もはや死語か?

by海将てんちょ

2010年4月3日

きんぐにんにく(きんぐにんにく)

カテゴリー: 釣りバカ親父のひとり言(仮名) — kaishow @ 12:28 AM
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このにんにく、写真で見ただけでは良く判らないと思いますが、

玉葱位の大きさがあります。その名も「きんぐにんにく」!!!(眼を入れれば、キングスライムになる。・・・嘘。)

宇部市の飯森木材という会社が作っています。今からが旬。

味は普通のにんにく(少し香りが薄い。)ですが、とにかくデカい。まさに、きんぐです。

ネット通販で売ってますが、直接行っても売って貰えます。2号線沿いのラブホ「ZOO」の裏側の山の中に畑と事務所が有ります。

因みに、

海将では、このにんにくをどうやって使っているかと言うと、

「魔除け」に使っています(トイレにぶら下げちょる。)。・・・ドラキュラに噛み付かれたらオオゴトですから。悪霊退散!・・・あっ!十字架も買わねば!

by海将てんちょ

海将携帯サイト