釣りバカ親父のひとり言(仮名)
海将のフグコースは、
●前菜
●鉄刺
●フグの照焼き
●鉄ちり
●フグの唐揚げ
●雑炊と漬物
●デザート
となっております。
1人前7350円也。
3年位前まで、同じ内容で5250円で提供していましたが、
原価率70%を超えていたので、アホらしくなってやめた。
今は7350円で提供していますが、それでも原価率50%を超えてます。
フグチリにトラフグのアラだけじゃなくて、身のぶつ切りもぶち込むんで、これで原価率が跳ね上がる。
判っちゃいるけどやめられない。・・・アラばっかりじゃあ、食べる方は寂しいですもんねえ。
最近は、
照焼きと唐揚げが普通過ぎて見飽きたので、
照焼きの代わりに、薄くスライスしたフグで白葱を巻いて焼いた物、
唐揚げの代わりに、フグでモッツァレラチーズを挟んでフライにした物、
に変更してみました(写真)。
昔ながらの定番も捨て難いですが、
こういうパターンのフグコースも『あり』だなと思いました。
因みに、
『トラフグの白子』
旨いですよねえ。
んが、
海将のフグコースには基本的に入っていません。
予約の時に言って貰えれば、10kgでも100kgでも仕入れますが、
だいぶ前にもお話しした通り、
仕入れ値が1kgあたり2万円です。
ひと腹食べようと思ったら、
約100g位なので、仕入れ値が2000円也。
という事で、
コース料理の金額プラス3000円位頂戴する様になりますので、
前もってご了承下さい。
勿論、捌いた時に白子が出て来れば、
無料でお付けしています。
出荷する時に雄雌仕分けられるみたいなので、滅多に出ませんけど。
by海将てんちょ
節分。・・・もう過ぎましたが、一言。
柊に、焼いた鰯の頭を家の入口に飾って邪気祓いする『柊鰯(ひいらぎいわし)』、
「鬼はー外ー、福はー内ー。」と家の内外に炒った大豆を撒く『豆撒き』。
この二つは、理解出来る。小さい頃からよく見掛けていました。昔からの慣わしです。
んが!
『恵方巻』!?
なんじゃそりゃ!?
10年位前に、突如として現れたナラワシ。
どー考えても、寿司屋の陰謀としか思えないんですが。しょーもない。
それをメディアがヤイノヤイノと取り上げる。くだらん。
という事で、
海将では、降って湧いた様な慣習に付き合う気はありませんので、
当然、ずーっと恵方巻なる物体の取り扱いもしておりません。
だいたいが、
太巻を、
切らずに、
そのまんま、
かぶりついて、
・・・旨いか?
刺身も太巻も、適度な大きさに切ってから食べましょう。
by恵方巻なんぞ、売った事も買った事もない海将てんちょ
甘鯛本来の味を楽しむなら45cmから。
大アマの刺身は旨いっ!
という事で、
2月2日(水曜日)、
海生丸で蓋井島沖へ。
大潮、
下げ潮、
南西風で北東流、
気温10℃、
前日まで時化で海水が掻き回されている上にみんな出船出来ずにいて場荒れして無い、久々の凪日。
これで釣れない訳が無いっ!
出船前からウキウキでしたが、
何故か、お客さんはてんちょを含めて2人だけ。・・・んあっ?なんで?
まあ、船長は儲らなくて気の毒ですが、てんちょとしてはおまつりを気にせずに釣りが出来るからいいか!
6時過ぎに出港して、1時間弱でポイント到着。
最初の2時間位は潮が動かないのと海水温が低い影響で(多分)、アタリが少なかったんですが、
下げ潮に入って北東流が動き出したら、
広い船上で、外道を交えながら、
2人が交互に甘鯛アマダイあまだい尼鯛AMADAI・・・
てんちょが3本、もう1人のお客さんは5本!しかもその内4本が45cmオーバー!・・・うらやましい。
今日、定員イッパイの8人乗ってたら、多分30本位は釣れてたぞ。
あー、勿体ない。何でこんな良い釣り日和に釣りに来ない?
っつー事で、
又いくどおーっ!
そう言えば、
釣りに行く途中で『関門トンネル』を通ります。
通行料150円。
今日、通る時に料金所で200円渡したら、
料金所のオッチャンが、
お釣を150円くれた。
・・・なんで?
てんちょは基本的に、関門トンネルの料金所でおカネを払う時に車を止めません。
払う時もお釣を貰う時も、
車はジワーッと進んでます。
何故か?
せっかちだから。
だから、オッチャンからお釣を貰った瞬間には、
既にアクセルベタ踏み。
お釣は50円玉1枚の筈なのに、手の中で『チャリンッ』って音がしたので確認したら、
レシートと一緒に100円玉と50円玉が・・・
門司側の料金所で返そうと思ったんですが、
面倒臭かったので、そのまま逃走。
料金所の方。売り上げが100円足らなかったでしょ?
犯人は僕です。
すぐに要るんだったら、海将まで取りに来て下さい。
急がなければ、
今度の日曜日の朝4時位に通るんで、その時に返します。
悪しからずご了承下さい。
by海将てんちょ
一番下は、大根をブイヨンで焚いた物、
白子の上は、ベーコンを炒めた物、
ソースは、ブイヨンに玉葱と生クリーム、バター、レモン果汁を入れた物、
です(詳細は省略)。
鱈の白子だけでは、少し味がしつこいので、
大根と一緒に食べて貰ってしつこさを還元するのと同時に、
雲子特有のクセを、ベーコンやニンニクで和らげております。
なかなかの出来栄えでした。
んが、
時々コース料理に入れ込む位で、単品メニューには載せておりません。
何故か?
単品メニューに載せても、注文が入らないから。
チーン。
因みに、
2月2日(水曜日)は、お休みします。
何故か?
ようやく海が凪いだから!?
行ってきまーすっ!
by海将てんちょ