この度の「シルバーウィーク」とか言う奴のお陰で、
休みを取り損ねた。
二週間ブッツで営業中。
毎日10時に起きて、
厨房に立ち、
仕込みを始め、
14時位に朝飯兼昼飯を喰い、
仕込みを始め、
16時から17時の間に身仕度を整え、
17時30分から戦闘開始！
24時に戦闘終了。
2時位迄色々したり、ぼぉーっとしたり、
んで、シャワー浴びて寝る。
毎日毎日この繰り返し。
んー、こないだの休みに釣りに行ってから、店の敷地内から出て無い。
ある意味、引き籠もり以上に引き籠もり。
なんぼなんでも二週間も外に出ん引き籠もりはおらんじゃろ。
・・・勝った！引き籠もりに！
・・・空しい。
しゃーないか。
色々考えるとストレスが溜まるんで、
次の休みまで、仏の境地で頑張ろう！
色即是空空即是色・・・
by海将てんちょ
書道の先生をされている林泰石さん。
私が26歳の時に、ナーンにも判らないまま海将を始めて、その当初から色々とお世話になった方々の中のお一人です。
元々、西部石油に勤めておられたんですが、
「書道に集中出来ん！」
と言う事で（と、思われたのかどうかは定かでは無い。）、
会社を辞められました。
辞められたのが10年位前。
その1年後位に毎日新聞書道展とか言う（国内じゃあ結構権威ある展覧会らしい。私はよー分からんけど・・・）ヤツで最優秀賞を取っちゃった。
そこから、ナンとか協会の理事じゃぁナンとか展覧会の審査委員長じゃぁナンじゃカンじゃと大忙し。
明日は大阪
来週は東京
来月は中国広東省
3年位あっちこっち引っ張りダコ。
林さんもやりたい事が出来ず、結構ストレスが溜まってたみたいです。
世の中恐ろしいですねぇ。
権威がある展覧会かなんかよー分からんけど、
賞を取るか取らんかでこんなに違うなんて、・・・
・・・同じ人が書いた書が、有名か無名かで、その人の評価が天と地の差になるんですよ！
ピカソの絵なんかいい例ですが、
あの絵を観て果たしてどれだけの人が素晴らしい絵だと本当に心の底から思うんでしょうか？
まあ10人中一人か二人位？
後の人は
「ピカソの絵じゃけぇ凄い。」
です。
こう言う話はとにかく多い。
物の本質がまるで見えていない。
飲食店でもそうです。
「アソコの店の〇〇が旨い！」
って、意図的にテレビで流す。ネットで流す。広告で流す。クチコミで流す。
すると、
それを見た人が押し寄せ皆が旨いと言う。
そういう話を聞かずにその料理を食べて、果たしてどれだけの人が旨いと言うのか・・・
・・・しょーもない・・・
そんなある意味、騙しみたいなやり方は、まるで納得がいかん。
・・・話が脱線した。
・・・林さんの話をしよるんやった。
それでその林さんですが、
「あーもう面倒臭えー！」
という事で（と、思われたのかどうかは定かでは無い。）、
色々あった肩書を全部貰った所に返して、
今は悠々自適
自分の好きな事だけをやっておられます。
ソレがいいと思います。
ところで、
皆さんは、なんで仕事をしているんですか？
まあ、自分が生きる為、家族を養う為に金を稼ぐ。ソレは当然です。
それ以上のお金は？
欲しいものを買う。
ソレも正解。
じゃあ、それ以上の稼ぎは？
要らないのでは・・・？
私は要りません。
では、何故にそれ以上の仕事をしているのか？
・・・自分が好きな事をやっているからです。
とは言ってもやってる事全部が全部好きな訳ではありませんよ。
そりゃあ無理。
でも、それを目指したからこそ独立したんだし、これからもそれを目指して仕事をしていきます。
だから、林さんの様な人生に憧れます。
悠々自適
いい言葉ですねぇ。
会社員の皆さん、
自営業の人の事をどうお思いですか？
「リスクが・・・」
リスクなんてほぼ無いに等しいです。
そりゃあ、「稼いじゃろう。」と思って起業したのに「全然稼げんかった。」
これは、「稼いじゃろう」という最初の思いと「稼げんかった。」という結果の差がリスクになります。
しかーし！
そもそも自分がやりたい事をやって、更に稼いじゃろう、という考えは、厚かましいにも程がある！
最初からたいして稼ぐ気が無ければ・・・
ほーら、ほぼノーリスク！
それに、
会社員は、仕事をすればする程、仕事の事を考えれば考える程、
・・・会社の身になる。
空しい・・・
それに対して、自営業は、
やればやる程、考えれば考える程、
自分の身になる。
素晴らしい！
そりゃあ当然、逆の事も言える訳ですが・・・
発想の転換。
考え方を変えてみる。
そうすると、又違う事が見えて来ます。
当然、ネガティブな方向ではなく、ポジティブな方向にですよ！
・・・こう言う話を始めると一晩どころじゃぁない時間がいるからもうやーめた。
・・・林泰石さんの画は海将の店内に5枚程飾ってあります。
ご来店の際は是非じっくりとご覧下さい。
by海将てんちょ
毎年、敬老の日になると日本人の平均寿命とかをＴＶでやりよーる。
今年の平均寿命は
男性79歳
女性86歳
だそうです。
40年位前は、
男性68歳
女性73歳
だったそうです。
・・・10歳以上も長生きする様になったんか。
子供は減るかい、お年寄りは増えるかい、
そりゃあ年金も払えん事なるわいね。
どーするんじゃろ・・・
という事でチョット考えてみた。
先ず、第一に、年金の支払いは、その年の平均寿命の10年前の歳の人から支払いましょう。
40年位前は年金貰い出してから寿命が来るまでがそのくらいだったんだから
貰う期間が短いって文句を言うな。今迄が長過ぎただけじゃ！
そして、第二に、平均寿命の10年前を会社の定年にしましょう。
大体今時のお年寄りは元気が良過ぎる。
毎日毎日ゲートボールが朝から晩まで出来るんやったら
あと10年位は全然働けるじゃろ。
それに、生まれる子供が減って、将来働き手が少なくなっても、多少は足しになる。
だから、それまで働いて、
年金を払いなさい！
これを、イキナリ今からやるとなると、不平不満がでるので、
二年に一回、一歳ずつ歳を上げて行きましょう。
そうすれば20年後位には、年金制度もダイショマシになっている筈。
・・・何か問題でも？
長妻厚生労働大臣！
「抜本的な制度改革」と言うのは、こういう事を言うんですよ！
このネタ見たら、
パクッてもいいですから！
ちがうかぁ！
by海将てんちょ
居酒屋のブログと言えば「〜イベント！」・・・とかなんとか言うものが付き物ですが、海将ではそんなの一切やりませんョ。
ナーンでか？
理由は色々。
第一に、
「本日2割引！」とか「毎週月曜日から木曜日まで飲み物半額！」とかってよくありますが、
これって2割引の前後に行ったお客さんや半額の日以外の日に行ったお客さんはチョットかわいそくネエ？
これって結局、
イベントする日に行ったお客さんが得しちょるんか？
イベントして無い日に行ったお客さんが損しちょるんか？
よー判らんのヤケド・・・
つまり、
不公平。
第二に、
、店側としては、イベントって言うのは、建前としては「日頃のご愛顧に感謝して・・・」とかって理由を付けていますが、それはイベントする理由のせいぜい1〜2割、
大体の場合、本音は単なる客寄せです。
「日頃のご愛顧に感謝」するのなら、
何故にイベント内容が不特定多数の人の目に当たる様にする？
こんな事をしたら、いつもは店に寄り付きもしない人達でお店の中が一杯になって、日頃からご愛顧頂いている常連さんが入れなくなっちゃうじゃぁないですか！
日頃のご愛顧に全く感謝出来ていない！！！
しかも！
「2割引」とか「飲み物半額」とかするって言う事は割引した分は当然お店側の負担になります。
どうせ負担するなら、いつも来て頂いている常連さんが来られた時にその時のお勧めをサービスで一品でも二品でも出してあげた方がイイ様な・・・
つまり、
理不尽。
第三に、
単なる客寄せって言う理由だけでイベントをやるとしても、その効果は限定的、短期的なモノです。
そして、やるとなれば、金銭的、時間的にもどうしても負担がかかって来ます。
海将としてはそんな負担をかける位なら、
そのお金を使って従業員の給料を上げてやる。
その時間を使って新しいメニューを作ってみる。
給料を上げてやれば大体の人間はやる気が上がりますし、新しいメニューを作ることが出来ればお客さんに喜んで貰えます。
つまり、
非効率。
不公平。理不尽。非効率。（飽くまで個人的な意見ですよ。）
こんな意見は、極々少数派だと言う事はよーく判ってます。
でも・・・
私はこの考え方を曲げる気は有りません。
だから海将ではイベントなんてヤリマセン！！！
今までも、これからも、
悪しからず。
by海将てんちょ
今日は、車の修理屋さんをやってるRさんがご来店されて
お土産貰いました。
山ほど韓国海苔を！
どーも有り難う御座います。
Rさんは韓国が大好きみたいで
昨日帰って来たばかりなのに
来週も
来月も
行かれるそうです。
飽きないんでしょうか？
お礼にわたりがにの塩ゆでを出してあげました。
その後
ちょっと前迄まるきのレジにおっちゃったOさんがご来店されて
お米を頂きました。
大量に！
家で田んぼを作っておられるそうです。
今年出来た新米だそうです。
またまたどーも有り難う御座います。
またまたお礼にわたりがにの塩ゆでを出してあげました。
いろんな人が
「旅行に行って来たけー」
ってお土産持って来てくれたり
「家で作ったけー」
ってお米くれたりケーキくれたりキュウリくれたりトマトくれたり・・・
内容はとにかく
その心遣いにいつも魂が揺すられます。
世の中こんな人ばっかりやったら
僕の悩みも少しは減るんですが・・・
そうは問屋が卸さんか。
また訳の分からん客が来て、ジラを言うのを聞かんといけん時があるんじゃろーねー。
しゃーねぇーか
いいお客さんの顔を思い出して我慢しよ！
なるべくね！
by海将てんちょ
