2010年7月18日

サザエ(さざえ)

カテゴリー: 釣りバカ親父のひとり言(仮名) — kaishow @ 12:41 AM
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サザエが旬を迎えました。

圧力で殻が破れるんじゃねえか?っちゅう位、肝がパンパンです。

別に、海将に来なくてもスーパーに売ってあるんで、

是非とも、買って食べて下さい。

あー、そうそう。

「刺身にしたいけど、やり方が判らん。」

っていう人が結構おられるので、

書いときます。

まず、

サザエの蓋と殻の間に、ステーキナイフを「うおりゃっ!」と差し込みます。

素早く差し込まないと、サザエがビビって蓋をギチギチに閉じてしまうので、隙間が開いている内にとっととナイフを突っ込んで下さい。

もし、ナイフが入らない状態になってしまったら、

金槌で、殻を粉々に叩き割って下さい。

・・・ウソ。食らい所に蓋を下にして5分位放置しておけば、又隙間が出来ます。

ナイフを突っ込んだら、殻の内側に沿って「ぐりんっ!」とナイフを回します。

と、貝柱から外側の部分が「ぷりんっ!」と出てきます。

次に、

人差し指を殻の中に「むにゅっ!」と突っ込みます。

第2関節位まで挿入した所に、Gスポットならぬ、貝柱が有ります。

殻の内側にベッタリと張り付いているので、人差し指の腹で優しく「クリクリっ!」といじくります。・・・違った。・・・「ぐいっ!」と奥に押す様にして殻から貝柱を外します。

そのまま指に引っ掛けて、ゆっくりと取り出すと一番奥にある肝まで全部一緒にくっついて出てきます。

後は、

胆嚢から先の肝を切り取って、肝を水洗い。すぐに食べない時は、さっと茹でておきます。

貝柱を切り離す。

肝と貝柱の間の内臓は、刺身になりません。

「じゃあ、そこはどーするんか!?」

・・・好きにして下さい。てんちょは生簀で元気に泳いでいるペットの石鯛にあげてます。

んで、

一番最初に取り出した奴から、ナイフで蓋を取り外し、

口を切り落として、

塩を少々振り掛けて「ゴシゴシ」と揉み洗いします。

綺麗に水洗いしてから、包丁を寝かせて薄く削ぎ切りにして、

器に盛ったら出来上がり!慣れれば1分とかかりません。

やった事の無い方は、1度お試し下さい。

以上。

by海将てんちょ

2010年7月17日

てんちょの愛車がっ!(てんちょのあいしゃがっ!)

カテゴリー: 釣りバカ親父のひとり言(仮名) — kaishow @ 12:18 AM
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7月13日(火曜日)、

月に1度の平日休みを取って、

魚釣りに行って来た訳ですが、

当日、

0300時、意気揚々と小倉港にロックオンして発射!

マッハ3で巡航中のてんちょの愛車「平成2年式トヨテクス‐ダンガンヤロウ‐セルシオーネ」が、

深ーい水溜まりから、ゲリラ的攻撃を受け、

エンジンカバーが、大破!!!

皆さんご存じの通り、火曜日の朝4時前後はモーレツな豪雨、10m先でさえまともに確認する事も出来ない状況で、

「飛び出して来た奴は全てはね飛ばすっ!」

と言わんばかりに時速80kmで国道3号線を爆走、ある意味暴走していると、

不意に眼前に右から左に滝の如く流れる濁流が!!!・・・どっかでなんかが破れて大量に雨水が溢れていたのであろう。

ブレーキをかけたが間に合わず、ほぼそのままのスピードで濁流に特攻!あべしっ!

フロントガラス全面が泥水に浸かりナーンにも見えん!スピードも一気に20km/h位まで落ちる!・・・ひでぶっ!(エアバックが開くかと思った。)

「あーたたたたたたたたぁーっ!ほぉあたあぁーっっっ!!!」

ケンシロウ直伝の『北斗神拳秘奥義!岩山両斬波!!!』を食らわせて、

2〜3秒でゲリラ攻撃を強行突破して一安心したのも束の間、

「ガーリガーリガーリガーリガーリガーリガーリガーリガーリガーリガーリガーリ・・・」

セルシオーネの腹部から異音が・・・「今の水浴びで腹が冷えて下痢でも起こしたか?」

・・・んな訳ねえっ!絶対になんかがどうにかなってもうたやろおぉぉーっっっ!!!

と確信しながらも、

海生丸の待つ小倉港迄の残り約5kmをそのまま爆走。

んで、

駐車場に停めて、

セルシオーネのお腹を覗いてみたら、

ゲリラ攻撃の水圧でエンジンカバーが折れ曲がってアスファルトに擦りまくられた残骸がぶらさがっちょった。(写真・・・因みに、昆布ではない。)

ハサミでチョッキン!・・・修理完了!!!(?)

次の点検の時にでも、ちゃんと直してもらおっと。

by海将てんちょ

2010年7月16日

鯨ベーコン(くじらべーこん)

カテゴリー: 釣りバカ親父のひとり言(仮名) — kaishow @ 12:03 AM
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こないだ、鯨ベーコンを注文したお客さんに、鯨ベーコンを出したら、

「この鯨ベーコン、皮が赤くないけど、ホントに鯨ベーコンなんかねっ!?」

って、ウチのスタッフが責められた。勿論、クソババア。

・・・本来、鯨ベーコンは赤くなーいっ!・・・そもそも、鯨ベーコンに皮なんか付いてなーいっ!アホかぁーっ!?

殆どの方はご存じでしょうが、

よくある鯨ベーコンの周りが赤いのは、

着色料です。

・・・何で着色して有るか?

・・・昔の名残です。

脂身の空気にさらされている部分は、塩漬けにしていても黄色く変色します。

食べられない事は無いんですが、

見た感じがキモいので、食欲をそそる赤色で色付けしていたんです。

んが、現在は、

真空パックの技術が開発され、冷凍技術は格段の進歩を見せ、

わざわざ、着色する意味は無くなって来ています。

そうそう、

豚のベーコンが、一昔前迄赤かったのも同じ理由ですよ。・・・今ではあまり見掛けなくなりましたが。

という事で、

海将では、着色して無い鯨ベーコンをお出ししています。

自然の色のままなので、安心してお召し上がり下さい。

因みに、

海の生物界の頂点に君臨する鯨には、

脂身の部分に、たっぷりと「水銀(水俣病の原因物質)」を蓄えています。

んが、国が「食っても構わん。」って言っているので、

どうぞ安心してお召し上がり下さい!

もひとつ因みに、

海将でお出ししている「イカの丸干し」。

腸を抜かずにそのまま干した物を炙って提供しています。

イカのワタには、比較的高濃度の「カドミウム(イタイイタイ病の原因物質)」が含まれています。

んが、国が「食っても構わん。」って言っているので、

どうぞ安心してお召し上がり下さい!!!

更にもひとつ言っときますが、

先日、鯨漁で有名な和歌山県太地町の人を調べたら、

髪の毛から、国際基準を大幅に上回る水銀が検出されたそうです。

・・・どうぞ安心してお召し上がり下さぁーいっ!!!!!!

by海将てんちょ

2010年7月15日

本日の釣果・・・(ほんじつのちょうか・・・・)

カテゴリー: 釣りバカ親父のひとり言(仮名) — kaishow @ 12:13 AM
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・・・・・・・・

・・・笑いぃーたければぁー

・・・笑うがぁーいいさぁー。

・・・取り敢えず、言い訳しときます。

海生丸の拠点、小倉港には、紫川の水が流れ込んで来ます。

月曜日迄(火曜日も馬鹿みたいに降ってましたが。)の大雨で紫川の水が増水、小倉港のいつもの海水は消え去り、底まで塩気無しの真水に変身。

そこに浸かっている餌用の赤えびは、

出船前に既に壊滅状態。10匹のうち9匹はご臨終。

10時を過ぎた頃にはエビらしからぬ臭いがして来て、

こんなんじゃあ、美食家の甘鯛が食いつく由も無く・・・

赤えびと共に、てんちょもご臨終。

こんな事になるんなら、朝の内にとっととえびをビニール袋に詰め込んでクーラーの中に入れとけば良かった。・・・後悔先に立たず。

・・・んー、最近はなかなか満足出来る沖釣りが出来んのぉー。

まぁー、こういう時もあるさっ!

・・・しかし・・・釣れんとやはり腹が立つ!

・・・かくなる上は、

次の釣行から、船長から白い目で見られるのはガッテン承知でべらんめえ!「タイラバ底物バージョンby電動リールin深場」に挑戦ぢゃぁーっ!

浅場じゃろうが深場じゃろうが、

潮が速かろうが遅かろうが、

隣りの同船者が胴突き仕掛けじゃろうが一つテンヤじゃろうが、

凪じゃろうが時化じゃろうが、

エビが有ろうが有るまいが、

そこに甘鯛がおろうがおるまいが!

どんな状況でも、甘鯛が食いつく釣法を追い求める!!!

今後の己の人生の全てをかけてっ!!!!!(?)

by自然には勝てないと判っていてもトコトン張り合う海将てんちょ

2010年7月13日

本日の釣果(ほんじつのちょうか)

カテゴリー: 釣りバカ親父のひとり言(仮名) — kaishow @ 12:14 AM
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・・・先週のブログで、あれだけ「真鯛はいらん」って言ったのに。

・・・釣れた。釣ったんじゃ無くて、釣れた。向こうから勝手に針掛かりしてきた。真鯛のバカ。

・・・先週のブログで、あれだけ「てんちょは甘鯛を釣りたい」って言ったのに。

・・・姿を見せるどころか、匂いさえせんじゃった。甘鯛のバカ。

7月11日(日曜日)、

台場鼻灯台は南東の風9m、三島灯台は南西の風16mを報じる中、

波高4mの海象予報が出ている響灘を、

小倉港出船海生丸にて、

蓋井島沖に照準を合わせて、

特攻。天皇陛下バンザーイッ!

まあ、南東の風じゃけえ、大丈夫じゃろうと思いきや、

多分、対馬方面で吹いている西よりの風のせいで、

西から、波高2m位のうねりが!

蓋井島沖では南よりの風が吹いていたので、船尾からパラアンカーを入れる海生丸のミヨシは北向き。

という事は、

船の横からうねりがぶつかって来て、胡座をかいて座っていてもコケる程の大揺れ!・・・船酔いしやすい人が乗っていたら、ひとたまりも無かったぞ。

勿論、まともな誘いをかける事もままならず、最終的に船の揺れ任せ。

これがいけなかった。

どーも、船の揺れ加減が真鯛の食欲をそそるのにピッタリの誘いがかかったみたい。

60cmジャスト2.8kgと64cm3kgオーバー(家の秤が3kg迄しか計れんけえ、正確な重さは判らん。)が、立て続けに釣れてしまった。

・・・要らんのに。

・・・まあ、ええわい。

んで、肝心要の甘鯛はというと、

・・・2.1mの固調子&先調子の竿では、船の横揺れを吸収出来る筈も無く、

釣れる訳が無い。

まあ、しゃあない。

波風のせいで、多少早めの沖上がりとなりましたが、

納竿して帰港中は、

台場鼻で南東16m、三島で南西21m。・・・台風かっ!!!

因みに、

写真の3kgオーバーの真鯛は、個人情報保護の為、目を500円玉で隠してあります。悪しからずご了承下さい。

by台風がやって来ようが北朝鮮海軍が攻めて来ようが船長が「出る!」と言えば海の果てまでお供する海将てんちょ

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