又、団扇海老の話です。どーもすんません。
先日仕入れて生簀に入れたらスゴい事になっていた200匹、
刺身と鬼殻焼で、無事に全て使いきり、
性懲りも無く、又、100匹程仕入れて、
それも全部使いきり、
更に再度100匹程仕入れちゃいました!
さすがに、忘年会シーズンに突入して、
1匹あたり40円という破格値で仕入れる事は不可能になりましたが、
それでも、2匹で700円で提供してきちんと利益があがります。
刺身はお勧めですよ。
関東方面では伊勢海老よりも評価が高く、活きた団扇海老は1kgあたり5000円前後で取引されています。
図体の割に、取り身は少ないですが、
確かに、伊勢海老よりは旨味があります。・・・さすがに車海老には負けますが。(個人的見解。)
殻から身を外して、氷水に2〜3分放すと、
タラバ蟹やズワイ蟹と同様、適度に身がはぜてプリプリの食感が味わえます。
氷水に放さなければ、この食感が出ません。
逆に、氷水に放す時間が長すぎると、身がパンパンに膨らんで見栄えは良いですが、味が抜けてしまいます。
水を吸って白っぽくなった所と透明な所が半々で見える位が、旨味と食感の両方が味わえるベストな状態です。(個人的見解。)
水から揚げて、水気を拭き取り、
表面を少し炙って甘味を引き出し、
適当な大きさに切ってから盛り付けたら出来上がりです。
醤油を添えてお出ししていますが、
僕のお勧めの食べ方は、
スダチかカボスを2〜3滴絞って、塩を少しだけ振り掛けてから食べる!
海老や蟹の刺身は、この食べ方が一番!(個人的見解。)
塩で食べたかったらお出ししますので言って下さい。
塩で食べる時は、皿の塩に付けるんじゃなくて、皿の塩を指でつまんでかけた方が旨い様な気がします。(個人的見解。)
ご来店の際には是非どうぞ!
因みに、
最近、刺盛に団扇海老を盛り込んでいますが、
たまーにお客さんが、
「ウワーオッ!もしかして、これ、カブトガニ!?」
・・・・・・・・・
・・・カブトガニは天然記念物!!!!!
いくら埴生の海岸がカブトガニの産卵場所として全国的に有名だと言っても、さすがにそんなモンを刺身にして出しませんよ!
by相変わらず味に対する文章表現が稚拙な海将てんちょ