11月27日(日曜日)、
海生丸にての釣果です。
・・・
・・・
・・・朝9時過ぎに、
精も根も尽き果てました。
・・・ま〜た、やっちまったなあーあ〜っ!今度は青物。推定ブリ。しかも、10kgクラス・・・と、思う。
朝8時位に、
仕掛けを底まで落とす途中、底から20m位のところでいきなりヒット!
鯛系特有の首振りもなく、
よそ見もせずに一直線!一気に30m持って行かれた。
一瞬ヒラマサか?とも思ったが、30mで止まってから、10m位走っては止まり、10m位走っては止まりの繰り返しだから、まずヒラマサではない。ヒラマサならノンストップで延々と走る。
青物である事は間違いない。9割がた、ブリ?しかも、かなりデカい。全然ラインが回収できん。
水深80mのポイントでぇ〜、
200mのPEラインを全部出されてぇ〜、
ナイロンの下巻き糸もかなり出されてぇ〜、
ようやく巻ける状態になった!っつーか、推定ブリが走る向きを変えた?
チャ〜ンス!
ガンガン巻いて、残り90mまで一気に回収!
・・・ソコから、ようやくやり取りが始まり、
かなり疲れが出ている様な推定ブリに時折ラインを引き出されながらも、
途中で、又140mまでラインを出されたが、気合いと根性で残り30mまでラインを回収。
・・・ココで、乗合船特有の悲劇が起きる。
てんちょは、左舷のトモに陣取っていました。
同船者は、てんちょを含めて8名の満船。
隣りと後ろの同船者には仕掛けを上げて頂いていたんですが、
胴の間から表側の同船者は、普通に釣りをされてました。
残り30mまでラインを回収するまでは、推定ブリは船底から船尾方向に突っ走っていたんですが、
いきなりそこで方向転換!船首方向に突っ走った!うおおぉーっ!
あっという間に、表側の4名の同船者の仕掛けの周りをグルッと回って、全部オマツリさせやがった!
・・・万事休す。
ヒットしてからココまで、
時間にして小一時間。
いくらなんでもこれ以上同船者に迷惑をかける訳にはいきません。
という事で、
ラインブレイクを覚悟してドラグをギチギチに締めて、PE5号リーダー15号のジギングタックルさながらにポンピングで巻き上げる。
推定ブリも相当疲れている様で、もはや抵抗する力は無し。
残りライン10mを切った!
・・・はいっ!ラインが切れたっっっ!!!んがあ〜ぁぁぁ・・・そりゃそうだ。4本のPEラインとオマツリしてるんだから、馬鹿でかい魚が掛かってキンキンに張っているてんちょのPE08が擦れて切れるのは当たり前〜。『切れた』と言うより『切った』が正解。
・・・残り10m足らずなのに。あと5回ハンドル回したら姿が見えるのに。
・・・どう考えても、ラインを切るしか手段がなかったんだよ〜う!
結局、8名の同船者全員がひとつたりとも良い思いをする事もなく、長〜い長〜いやり取りが終了〜
・・・同船者の皆さん、特に隣りと後ろの方、
大切な沖釣りの時間を、1時間以上もストップさせてしまい、
誠に申し訳ありませんでした。深謝。
次から、
馬鹿でかい青物がヒットしたら、
ソッコーでドラグをガッチリ固めてラインをぶち切りますので、今回は勘弁してやって下さい。
・・・という事で、
朝9時以降は、
ヤル気無し。
1時間以上のやり取りで左腕がパンパンになって、竿を持つのもしんどいし、
これだけ同船者全員にご迷惑をおかけしたにも関わらず、
万が一、てんちょが竿頭になった時の事を考えたら、
・・・ああ、恐ろしい。
ヤル気ウンヌンではなく、
今日は、釣ったらイカンイカン。イカンよ。
んで、
のんびりとした時間が流れて、納竿。
そう言えば、
最近は、海生丸はコンスタントにキッチリ沖のアマポイントまで走ります。・・・近場に飽きたのか?それとも『アマの海生丸』復活か?
やっぱ、こうじゃないとね。
海生丸に水深30mの近場ポイントは似合いませんよ。
てんちょは『アマの海生丸』がぁ〜、
チュキだあ〜っ!
byデカい魚は好きですが、デカ過ぎる魚は嫌いです。海将てんちょ