里芋(さといも)

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こないだ、ナフコに行ったら、

レジの横に、変わったゴム手袋が有ったんで、ナフコの罠にハマって思わず買ってしまった。

「ゴボウもサトイモもこれで綺麗に簡単に剥けます!」

みたいな事が書いちゃったんで、早速まるきで里芋を買って帰って剥いてみたら、

・・・まるで剥けやがらん。まーた騙された!

何で、世の中こんなに嘘だらけなんでしょう。

騙す業者が悪いんか?騙される私が悪いのか?

・・・どっちでもええわい。

んで、

しょーがないから、包丁で剥いた。結局。

それを使って、里芋の土佐煮を作りました。

まず、里芋を米の磨ぎ汁であらかた火が通るぐらいまで茹でます。

それを水にさらして、滑りを取ります。

それを、鍋に移して白出汁をひたひたに入れて、砂糖と味醂を適量加えて、出汁が半量になるまで中火で煮込みます。

ココでワンポイント!

醤油は入れたら駄目ですよ!

最初に醤油を入れると、醤油が先に里芋に染み込んで、甘みが入りません。

だから、始めは砂糖と味醂だけで味をつけて、里芋に甘みが入ってから醤油を入れましょう。

という事で、

出汁が半量になったら、まず、入れようと思っている醤油の量の半分を入れます。

んで、ある程度煮詰まって来たら、残りの醤油を入れます。

ここから勝負!

出汁が無くなるまでひたすら鍋を回して、里芋を転がします。

煽ったら駄目ですよ!里芋が潰れます。里芋の煮転がしは、里芋を煮転がすから里芋の煮転がしなんです。

ここで手を抜くと、里芋が焦げますよ。

出汁か無くなったら、皿に移して粗熱を取ります。

その間に、粉鰹を作ります。

出汁取り用の鰹節を鍋に入れて火にかけ、パリパリになるまで炒ります。

それを、あたり鉢に移して、粉状になるまであたります。

この中に冷ました里芋を入れて鰹節をまぶしたら、はい!里芋の土佐煮の出来上がり。

ポイントさえ押さえておけば、簡単です。

3時間位経ってから食べると、よく味が乗って美味しいですよ!

何度も言いますが、

醤油は最後です。

これをするかしないかで、旨いか不味いかが決まると言っても過言ではありません。

調味料の分量が一緒でも、出来上がりの味が全く変わって来ます。

知らなかった人は、是非一度お試しを・・・

・・・あれ?

手袋の文句を書こうと思っちょったのに、料理の説明になっちょる。

まあ、ええか。

因みに、

作った土佐煮は、お客さんに出して、

残りは、賄いになりました。

写メ取るの忘れちょった。

by海将てんちょ

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