カキフライ(かきふらい)

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牡蠣の季節がやってきました。

酢牡蠣、焼牡蠣、しぎ焼、土手鍋、昆布蒸し、牡蠣飯・・・

牡蠣料理は沢山有りますが、

牡蠣はやっぱりカキフライが一番!

絶対に、牡蠣はカキフライになる為に生まれて来てます。間違いない!

今年の海将のカキフライ用の剥き牡蠣は、広島県の音戸(おど)産を使う事になりました。

音戸といえば、ちりめんじゃこが有名ですが、

なんのなんの、牡蠣の養殖もかなり盛んな地域です。

この辺りだったら、豊前牡蠣が有名ですが、音戸の牡蠣はそれに勝るとも劣りません。美味です。

ましてや、スーパーでパック詰めされた牡蠣なんか、話にもなりません。

見た目だけでも、粒の多きさといい、色艶といい、市販の牡蠣とは段違い。

塩水でサッと洗うと、牡蠣のエキスで水が真っ白になります。旨味たっぷりです。

でも、金額はほぼ同じ。1kgあたり2500円位。・・・安い!

写真のカキフライが一人前で税込840円です。

お越しの際は是非一度お試しアーレー。

ところで、

最近は、生食用の冷凍牡蠣が、フランスから輸入されています。

これが、冷凍のくせに結構食える。(当然、音戸の牡蠣とかと比べると味は遠く及びませんが。)

フランス人は、生牡蠣を一度に20も30も食べますが、冷凍の解凍でこんなに旨いのなら、活きた牡蠣はよっぽど旨かろう。馬鹿食いするのも頷ける。うんうん。

しかしまあ、あんな遠くから生で食える牡蠣を送る事が出来るなんて、

毎度の事ながら、科学の進歩には驚かされます。

いい事か、悪い事かは別にして・・・

因みに、

カキフライは俵型になってるのが多いですが、

あれは、満遍なく火を通す為と言うのは、ついでの話で、

実際は、手間を省く為です。

俵型に成型しておくと、フライヤーにぶち込んだ時に、わざわざひっくり返さなくても、勝手にクルクル回って均等に揚がります。

どうやったら手間をかけずに綺麗に仕上げる事が出来るかと一生懸命考えた料理人の知恵です。

そして、その先人達の知恵を真似して作っているのが、何を隠そう、この私です。

自分独自の調理法を見出だすのは、なかなか難しい・・・

・・・当たり前かぁ!そんなもんがパッパッパッパッ出来りゃあ世話無いわ!

by海将てんちょ

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