蛸の柔らか煮(たこのやわらかに)

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この前書いた、ミミイカがようやく市場に出回り出しました。

多分、いつもの年より2週間位遅かった。

何でもそうやけど、

この最近、旬がずれてます。特に海産物が。

これも地球温暖化のせいか?きっとそうじゃろう。

それはさておき、

釣餌用に買ったミミイカが、ちっちゃい真蛸との色物(同じトロ箱の中に違う魚が入って、一競りにかかっちょる。)だったんで、

ミミイカは冷凍にかけて、

真蛸は柔らか煮にしました。

今年は蛸が少なかったあー!

去年は、夏場に関門にマイボートで、グチを釣りに行ったら、

グチ用に作った天秤仕掛けに、しょっちゅう真蛸が引っ掛かって上がって来るぐらい多かったのに。(蛸の仕掛けいらず。)

でも、

今年は、夏場に関門の蛸が少なかったと言う事は・・・

年末の渡り蟹が多いはず!

やった!

・・・何でか説明が要りますか?

自然の摂理です。喰う者と喰われる者の関係です。

あとは自分で考えてください。(詳しく書くと、物凄く長くなる。)

んで、

その蛸の柔らか煮ですが

仕事は簡単なんですが、

とにかく時間がかかる!

まず、塩をぶっかけて、揉む。ひたすら揉む。ハンパ無く揉む。

それから、水洗いして、大根で叩き上げて、茹でる。

岡あげして、冷ます。

煮汁を作って、蛸を漬け込み、大根と一緒に蒸し器で蒸す。ひたすら蒸す。ハンパ無く蒸す。

柔らかくなったら、そのまま冷蔵庫で冷やす。ひたすら冷やす。ハンパ無く冷やす。

で、出来上がり。

仕込み始めて、食べれる状態になるまでに、10時間位かかる。

でも、食べるお客さんは、1分で食う。パクッ!

料理って、そういうもんです。

この儚さも、料理に携わる人達の楽しみの一つなんでしょう。(たまには、良い事言わんとね。)

因みに、

関門に釣りに行く時に使うマイボートなんですが、

最近、乗合船にばっかり乗っているので、この1年の間に3回しか乗って無い。ほぼ放ったらかしになってます。

誰か、買いません?

24フィートのトーハツ製で、115馬力のヤマハのエンジン積んでます。(使用時間100時間ちょい。)

陸上保管なんで、船底も綺麗なもんです。

興味が有ればTEL下さいませ。

冬場に関門橋の下で釣りしたら、

カサゴが入れ食いです!(潮が小さければ、一人で、50匹はかたい。)

生簀も付いてるんで、活かしたまま持って帰れますよ。

激サブ覚悟!!!ですが・・・

by海将てんちょ

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