なんちゃ無い、
韓国産のタイラギの貝柱です。今日は5kgほど仕入れた。・・・いつもの如く、要りもせんのに「安くしちょくけえ買おてえやあぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜」って筋鰹を3本おっつけられた。・・・まあ、安かったからいいか。
んでね、
韓国産タイラギ貝柱の鮮度の話。
輸入モンは古いと思っちょる人が多いやろ?
実際、地元の魚屋で売ってるヤツは柔らかくなってるものが多いもんね。
という事で、
賞味期限の写真に注目。
今日は12月13日。
この貝柱の賞味期限は12月31日。
冷凍モンではないですよ。ゴリゴリのビタです。
前日にお隣韓国は釜山で捌いた活けのタイラギが、
翌日の朝には船便で福岡の魚市場に到着します。
ひとつ言っときますけどね、
ここは山口県。釜山は北海道より近いですからね。
旬の時期にチェジュ島沖で水揚げされた鯖は刺身にするとヘタな地物より全然旨いんですからね。
ひと昔前は韓国産の魚介類は扱いが悪くて使いモンにならない商品が多々ありましたが、今はかなり改善されてますからね。モノによっては国産品より扱いがよい商品も沢山ありますからね。
流通網の発達したこのご時世に、韓国産韓国産って馬鹿にしたまま歳を取ってると損しますよ。
・・・話が逸れかけた。戻します。
そのタイラギ貝柱を、海将の取引先の卸し屋が、市場に入荷したその日に無理矢理市場から横取りして海将に直接持ってきます。
通常は、
船便で到着したら、生食で食える期間が長いから、アニキのタイラギを売り切るまで魚市場で5日も6日も止めてます。
それから市場に並んで魚屋が買う。
生食で食える期間が長いから、仕入れた魚屋も自分の店で止める。
だから、消費者の手に届く頃には必然的に柔らかくなっている。
んが、
今日仕入れたタイラギは、
地物と比較しても遜色ありません。金額は地物の半額以下。
だから、バカみたいに使い放題。
っちゅう事です。
刺身もバター焼きも1人前120g付けて840円ね。
同じ韓国産の貝柱だっちゅうてもね、一般の人が魚屋で買って家で作るのと較べたらプラス200円くらいか?しかも鮮度は地物並み。
年末まで切らさず仕入れるんで、
タイラギが嫌いじゃなけりゃ、
食べたほうがいいんじゃね?
価格、量、旨さ、よその店と較べてみんさいや。
あ〜そうそう、
同業のかたで卸し屋さんを探してるかたがいたらウチの卸し屋さん紹介しますよ。モノと時期によっちゃ、普通の魚屋の半値以下で仕入れられます。今日の筋鰹もバリバリのビタで1本2kgで600円。先日ブログで紹介した鱈も3kg×5本で3000円。その内4本がオスで雲子だけで3kg弱取れました。雲子だけで計算しても1キロ単価1000円、勿論鮮度抜群。・・・あんまり書くと問題が出そうなのでこれ以上書きませんが、まあ、安いのよ。
しか〜し!メリットがありゃあ、デメリットもある訳で、
卸し屋さんなんで、一発一発が大量。小規模店ではなかなかさばき切れん。
マルのまま来るからシゴは己でしましょうね。
なんやらかんやらとイチイチおっつけられる。これも付き合い。
高いときは高い。高いっちゅうても、通常の相場ですけど。これは当たり前。
当然、卸し屋さんも人を見ますよ。「時間をコッチに合わせろ」とか「ナニナニをイツイツまでにナンボナンボで納めろ」とか生意気ばっかり言ってたら付き合ってくれません。これも当たり前。
いつもニコニコ現金取引。これはオレのモットー。
それでよければ、連絡下さい。
卸し屋さんの人間性は、付き合い始めて15年の海将てんちょのお墨付きです。・・・ナニ?「お前のお墨付きなんかアテにならん!」・・・そりゃそ〜だ。うんうん。
byタイラギ食べてから『高い少ない不味い』って言われても当店は一切関知しません海将てんちょ
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