マゴチ(40cm〜55cm)‐5本(1本はツレにプレゼント)
チヌ(45cm)‐1本(写真の刺身はチヌ)
ショウサイフグ‐3本(全部ツレにプレゼント)
イイダコ‐5杯(全部ツレにプレゼント)
以上。
11月13日(日曜日)、
凪予報だったので、久々に同級生を乗っけて2人で出船。
出てみたら、
ケッコウな西風ピュ〜ピュ〜。
あまり良い凪ではありませんでしたが、
昼過ぎまで竿出しして、
いつものポイントでいつもの仕掛けで、
いつもの魚が釣れました。
マゴチは、てんちょが7ヒット2バラシ5本ゲット、ツレは5ヒット2バラシ3本ゲットして、
帰港してから、てんちょはいつもの通り活かしたままお持ち帰りして、ツレが釣ったマゴチは神経絞めと血抜き施し、てんちょが釣ったマゴチを1本ツレにプレゼントして、仲良く4本ずつ持って帰りました。ツレはニコニコしながら帰って行きました。
1人で釣行する時は、釣果なんて別にそんなに拘りませんが、
ツレを乗せると、チャンと釣れて喜んでいる顔を見るとホッとします。
因みに、
マゴチは、活きているうちに神経絞めと血抜きをしないと旨さが半減どころか10分の1減位になります。特に血抜きだけはしておかなければ、マゴチは息の根が止まるとすぐに血が全身にまわります。マゴチはそんなに旨くないと思っている人のほとんどが、これが原因。
市場に並ぶマゴチの大半は、刺網等によって捕獲されたモノでとにかく傷が多い。更に、神経絞めどころか血抜きさえされずに死に絶えたモノも少なくありません。
いくら今朝市場で買って夕方に食べたからと言っても、そんなマゴチを刺身で食べても旨い訳がない。
逆に、元気に泳いでいるマゴチを神経絞めして血抜きしたモノは、冷蔵庫に入れておけば2〜3日は刺身で食べても普通に旨い。
活き絞めしてすぐに食べるよりも、丸々2日間冷蔵庫で寝かせてから食べた方が、歯応えは悪くなるが旨味成分が出て美味しいって言われる食通もかなりの数おられます。まあ、寝かせ方にもよりますけど。
因みに、
旨味成分とは、魚は主にグルタミン酸とイノシン酸になりますが、
グルタミン酸は活きの状態でも魚に含有されていますが、イノシン酸は活魚の状態ではほとんど含有されていません。神経絞めしてから寝かせることによってドンドン出てくる旨味成分です。
「活魚は歯応えが良いけど旨味が少ない。」って良く言われますが、これが原因です。
3日以上寝かせる寿司屋さんもかなりあるんですよ。ある寿司屋は、活魚を仕入れますが、活魚は提供してません。提供される活きモノは貝類のみ。後は全て3日〜1週間寝かせてから提供されています。
人それぞれ好みというモノがあるので、一概には言えませんが、
てんちょは、白身の魚はビタを食べるよりも、おろしてから2〜3時間脱水シートに挟んで少しだけ水分を抜き、その後白板昆布に挟んでラップで包み、+1℃に設定した冷蔵庫で丸2日間寝かせてから食べた方が好きです。
まあ、人それぞれですから強請する気は毛頭ありませんが、食べ比べてみた事がない人は、是非1度お試し下さい。
という事で、
日曜日に引き続き、月曜日も店を休んで沖釣りに行ってきたので、
その釣果報告はまた明日。
by海将てんちょ
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