フカヒレ姿煮・第二弾!(ふかひれすがたに・だいにだん !)

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写真のフカヒレ姿煮、前回のリベンジ、第二弾で作りました。旨そうでしょ?・・・旨かった!てんちょは感動した!

先日、急遽お休みして、

野暮用を済ませたと書きましたが、

野暮用の大半は、

『チャンと納得出来るフカヒレの姿煮を作る事』

でした。

簡単に考えていましたが、

中国四千年の歴史をナメたらいかん!

お店の営業用の仕込みの片手間で、作り方が確立出来る様な代物ではございません。

きちんと出来ないと、気になって気になってお店の営業どころじゃ有りません!仕事が手に付かん!

全国的に有名なフカヒレ姿煮専門店3件から、フカヒレ姿煮を取り寄せて、

原材料を確認しながら、じっくりと味見して、

自分が作ったスープと比較しながら、

考える。

いつも自分で作って慣れ親しんだ鳥ガラメインの白湯スープの材料にモミジを足して作り直して、小皿に小分けして、

干し椎茸の戻し汁を足してみたり、

干し貝柱の戻し汁を足してみたり、

葱油を作って垂らしてみたり、

鶏皮を炒めて取り出した鶏油を垂らしてみたり、

月曜日の夜中から明け方にかけて、なんだりかんだり色々やって、

眠気と味見のし過ぎて、味がよく判らなくなって来たので、

取り敢えず寝た。

んで、朝からまた始めて、

なんとか自分なりに、取り寄せたフカヒレスープとタメ張ると思えるスープが出来ました。

更に、フカヒレを戻す行程での疑問もあったので、

それの改善も兼ねて、

フカヒレの姿煮を最後まで作ってみた。

出来上がったのは、火曜日の晩。

とは言っても、

昼過ぎから夕方まで、フカヒレを放ったらかしにしておかなければいけない作業行程が有ったので、

その間に、

他の野暮用を済ませて、

ちょっとパチンコに寄ったら、2万円無くなった。あべしっ!

まあ、そんな事は置いといて、

出来上がったフカヒレ姿煮、

恐る恐る食べてみた。

お取り寄せとも比較しながら食べてみた。

涙が出るほど旨かった!・・・言い過ぎた。そこまでではない。

んが、

自分で作ったからって言うのもあるかも知れませんが、

スープは、お取り寄せの商品よりも旨かった様な気がします。

何も言わずに、嫁さんとエロ息子とジラ息子にも食べ比べさせてみましたが、

みんな、てんちょが作ったフカヒレスープが一番旨いって言ってくれました。エッヘン!

久々に、料理の楽しさを味わえました。

だいぶ前に、4000円くらいのフカヒレ姿煮を食べた事があるんですが、

この度作った物と比較すると、別物です。

こっちが本物。前に食った奴は偽物。偽物じゃあ無いかも知れんけど、ただ単にフカヒレって言うだけの安物。・・・スープの味付け自体はドッチがどうだか今となっては何とも言えませんが、フカヒレの大きさが違うだけで、食感がまるで違う!!!

う、うう、ぅうーんまいっっ!

これが本物のフカヒレ姿煮じゃあぁーっ!・・・多分。

因みに、

次の日に、某業種の社長さん達の集まりで、1万円のコース料理で7名の予約が有ったんで、

その中の1品で、フカヒレの姿煮をお出ししました。

・・・職業柄、あっちこっちで良いもんばっかり食ってるであろう社長さん達全員が大絶賛でした!!!まあ、お世辞って疑惑も拭い切れませんけど。

・・・とにかく!

1日休んで準備した甲斐が有りました。

という事で、

こないだ、「フカヒレの姿煮を原価放出します!」って書きましたが、

もう、それなりに自分で納得出来る味で作る事が出来る様になったんで、

原価放出はやめました。

1皿5000円で、3日前までに要予約!という事にします。

・・・まず、注文は入らんな。

まあ、フカヒレはタッパーに乾燥剤をぶち込んで密封してるから、

半永久的に腐る事も無いし、

いいか!

・・・ひとつ言っておきますけど、

所詮、5000円のフカヒレ姿煮なんですから、

もし、注文するって奇特な方がおられたとしても、

過度な期待はしない様に!

ゴチバトルに出て来る様な、一枚一万も二万もするフカヒレ姿煮よりはショボいですからねっ!

by海将てんちょ

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