5月30日(日曜日)、
福岡県は北九州市、小倉港出船の毎度お馴染み「海生丸」にて、
2週間ぶりの魚釣りに行って来た。
よく晴れていたんですが、北寄りの風強く、
又、蓋井島沖での釣りになりましたが、
船長が「ここは私のホームグラウンドじゃけ。」と自慢するだけの事は有り、
船長のみぞ知るマル秘ポイントが盛り沢山!無理して沖に出る必要なし。・・・まあ、沖に出たほうが大物が狙えますが。
そんなもん、滅多にお目にかかれるもんじゃないし、1時間位余計に船を走らさないといけないから、釣りする時間が減る。
だから、蓋井島沖でも大いに結構。基本的に、甘鯛釣りさえ出来ればどこでもOK!
という事で、
釣果は写真をご覧の通り。
外道は極めて少なかったですが、
・・・・・・・・・・・んあむぁどぅわぁーいぃっっっ!!!(声に出して読んだら判る!)
48cm!1.5kg!を筆頭に、42cm、39cmの3本!皆さんご立派!
実の所、
朝6時すぎから釣り初めて10時迄の約4時間、
ボーズ!!!メダカの1匹も食わん!アタリらしいアタリも一切無し!
いつもなら、甘鯛は上がらなくても他の魚がパラパラと上がって来るんですが・・・
「魚がおらんのじゃないか?」
とあり得ない事を思いはじめたその時、
ようやくアタリが!
「なにがなんでもこいつだけは上げねば!」
と、気合い全開で針掛かりさせて、「ちいさいのう・・・」と独り言をグチグチ言いながら釣り上げると・・・20cm位のエソ。グチグチ言ってたのに、グチじゃあ無かった。・・・「今日は終わった・・・(涙)」と思いながらも、諦めきれないしつこいてんちょ。
仕掛けの寸法を替えてみたり、鉛の重さを替えてみたり、誘い方を替えてみたり(波が高かったんで、普通に誘いをかけるだけでも一苦労!)、餌の付け方を替えてみたり、正座したり胡座かいたり立ったり座ったりなんだりかんだりらじばんだり・・・
すると、
チビカサゴとチビタカバが釣れた。・・・あーっ、くそっ!腹が立つぅーっ!
その後も、手を変え品を変えやっていると、
午前11時前。
遂に「ゴツンッ!」と、待ちに待ったそれらしきアタリが!!!
「逃がすかっっっ!」
アタリに合わせをくれてやると、タイミングがずれたら針掛かりしないかも知れない上に、急に餌が動くので魚がビックリして逃げる可能性大。もうちょい水温が高ければ動かしても追って来るんですが、まだ水温が低過ぎる。
という事で、
仕掛けは駄目になるのを覚悟で「必殺!完全呑ませ釣法!(潮が緩い時限定のリーサルウエポン!)」
完全に餌を呑むまで糸をダルダルにたるませて、約1分間放置プレイ。その間、糸を張って無いので、海の底の状況がまるで判らん。
この海況だったら、これが一番いい筈!と自分自身に言い聞かせながら、1分間我慢して、
おもむろに糸を張り、ゆっくり巻き上げてみると、
竿がしなる。重い。
呑んだ!と確信した瞬間、
バンッ!バンッ!バンッ!
と、甘鯛特有の抵抗!
波が高かったので、ハリス切れに細心の注意を払いながら巻き上げると、
海面にピンクの魚体が・・・針をガッツリ飲み込んだ見事な大アマ。んー、綺麗。
釣ってやった感100%!良かった良かった。5時間以上しぶとく狙った甲斐があった。やれやれ。
んで、
「今釣っとかないと、この時合を逃すと今日はもう釣れる時は無いぞ。」と思い、同じやり方で「釣りは気合いだぁーっ!」とばかりに立て続けに2本追加してやった。よっしゃよっしゃ。
残念ながら、
昼から風が強くなって、1時納竿の多少早上がりだったのが悔やまれるが、
・・・余は満足じゃ。
相も変わらず、刺身が激ウマ!!!
塩焼きも激ウマ!!!骨まで綺麗にシャブってやった!
大変お御馳走様でした!
余は満足じゃっ!!!
by海将てんちょ
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