マイボート(まいぼーと)

01.100507.225837__822T.JPG 02.100507.225837__822T.JPG 03.100507.225837__822T.JPG 04.100507.225837__822T.JPG 05.100507.225837__822T.JPG 06.100507.225837__822T.JPG

今日は、朝も早よから、梶漁港から埴生漁港迄、マイボートを引っ越しさせました。

梶漁港のスロープは途中で切れているんで、潮が引いている時に船の上げ下ろしが出来ません。

埴生漁港のスロープは底までずーっと有るんで、大潮のド干潮の時でも船の上げ下ろしが可能です。それが引っ越しの理由。

写真がてんちょの玩具のトーハツ製24フィートのボートです。一年以上放ったらかし。

取り敢えず、ヤマハ115馬力のエンジンを恐る恐るかけてみたら、一発で始動した。さすが、ディープサイクルバッテリー。ついでに、15馬力の補機もかけてみたら、こっちもバリバリ!よっしゃよっしゃ。

んで、

ここからが大変。

まず、

船台を陸から運びます。

一回ばらして、トラックで運んで、組み立てます。

次に、

係船ロープとアンカーとフロートとブイを船に引っ張り上げて、そのまま埴生漁港に運んだんですが、

なんせ、1年以上使わずに放ったらかしだったもんで、直径2cm位の綱に直径20cm位の幅で牡蛎がビッシリ!綱を海面から1m位引き上げると、重くて重くてそれ以上上がりません。ハンマーで牡蛎を叩き落としながら、約20mのロープを船に引き上げ、もー、ヘロヘロ。

んで、

今度はドベチャに埋まったアンカーを後進全開で引っこ抜いて、船に引き上げ、

ようやく出航。アンカーを上げた時にドベチャが飛び散って、全身ドベチャまみれ。まあ、ええけど。

梶漁港と埴生漁港は隣り同士なので、約10分で埴生漁港に到着。・・・の予定だったんですが、

久々に乗った上に、海上はベタ凪。あまりにも気持ちが良かったんで、4500回転、25ノット(時速約50km)で30分位、カモメを追いかけて大暴走。

気が済んだ所で、埴生漁港に入って、

船台に船を乗せて、陸に上げて引っ越し作業が終了しました。

疲れたぁーっ!けど楽しかった!

因みに、

船を乗せている船台(写真)。「フローダー」という名前で、宇部市の「内藤工業所」という所が作ってます。

タイヤが6本付いています。これが左右別々でモーターで回ります。要するに自走式です。車とかで引っ張る必要なし!船を乗せたまま、前後左右リモコンで自由に動かせます。

電源はディープサイクルバッテリー。太陽光発電で充電するので、わざわざバッテリーを家に持って帰って充電する必要なし。

更に、船を乗せたままスロープを下りて海に突っ込むと、船と一緒にフローダーも浮きます。

釣りに行く時は、フローダーに繋いでいるアンカーを海に放り込んで、フローダーと船をくくっているロープを解いて、船だけ放して釣りにレッツゴー!

釣りから帰ったら、浮いているフローダーに船を突っ込んで、ロープをくくって、アンカーを上げて、スロープまで船で走り、スロープにタイヤがついたら、リモコンでタイヤを回して陸に上がります。

1人で全然OK!極めて簡単!海に浮かんでいる全長7.5mのプレジャーボートを1人で陸に上げる事が出来るんですよ!プレジャーボートを所有している者にとってみれば、夢の様な話です。

しかも!

係留保管されている方は身にしみて良くお判りだとは思いますが、1年の間に2回も3回もやらないとイケない地獄の船底掃除が一切不要!陸上保管なので牡蛎なんか付きませんから。

その上、

台風直撃でも、ロープが切れてひっくり返るとか、大分県まで漂流するとか、そんな心配も一切不要!(実際にてんちょの知り合いの船は台風が来た時に流されて、1週間後に大分県に漂着しているのを発見されました。悲惨な状態で。)

更に!

マリーナ等に陸上保管すると、年間40万円も50万円も保管料を支払わなければいけない上に、最初に作る船台は自腹で30万円位かけて作らないといけないし、船を使う度にクレーンで上げ下げして貰って、それにも5000円位取られます。1ヵ月に2回使えば1年で10万円以上かかる計算。

全てトータルすると、最初の年に80万円位、次の年から毎年50万円位マリーナに支払わなければなりません。5年間預けて船を月に2回使うと、なんと!330万円位マリーナにお支払い!!!

それが、漁港に置かせて貰うと、年間3万円の組合費だけ。まあ、船を洗ったりなんだりかんだりは自分でしなければいけませんが。そのくらい屁の河童。

フローダーは、イイ事ずくめ!・・・って言いたい所ですが、

本体の金額が・・・

約200万円也!!!これがネック。

せめて、100万円以内で収まればバカ売れすると思うんですけど・・・。

今は受注生産なんで、難しいそうです。仕方が無い。・・・メチャメチャ便利なんで、金額さえどうにかなればチョーお勧めなんですが。

ボートをお持ちの方でこの「フローダー」が気になる方がおられれば、宇部市の内藤工業所、若しくは海将まで御一報下さい。

世界中どこを探しても存在しない、こんなに良い製品が宇部の片田舎で年間数台しか売れない状態で静かにしているなんて、勿体ない!という事で、連絡を貰えれば実際に運転しながら詳しく説明しますよ。・・・てんちょには何のメリットも有りませんけど・・・。

そういやあ、

「プレジャーボートって、スゴいお金がかかるんじゃろ?」

って度々言われますが、

このサイズなら、殆どかかりませんよ。

てんちょは買ってから現在までの4年間で、かかった費用と言えば、船検代が3万円位(車検より全然安い。)と、保険料が年間5万円位と、漁港の使用料が年間3万円、遊んだ時のガソリン代(1日遊んで5000円位。)と、オイル交換で数千円、記憶にあるのはこれ位のもんです。そんなにたいした金額じゃあ無い。

まあ、船体に穴があいたとかエンジンがめげたとかいう話になれば、相当高くつくらしいですけど。

そうなったらそうなった時に考える事にしています。知らん知らん!!!

by海将てんちょ

トラックバック

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメント & トラックバック

コメントはまだありません。

コメントする

海将携帯サイト