寄生虫(きせいちゅう)

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一つ目の写真が鯛の真子を半分に切った状態。赤い血管のような物が見えます。

二つ目が、その血管のような物をつまみ出した写真。今迄、血管と思われていた方もおられると思いますが、血管では有りません。真鯛の真子の表面には血管が通っていますが、中には血管なんか1本も有りません。

見ての通り、寄生虫です!!!

普通、魚屋さんとかで皆さんが購入する時は、既に寄生虫も死んでいて黒い紐みたいになってますが、

この写真の寄生虫は活かしの真鯛を捌いてすぐの状態だったので、

真子を開いた時は、まだムニムニ動いてました。

「んあーっ!気持ちわるいぃーっ!」

と思われた貴方。

そんな貴方もこの寄生虫を食べた可能性が有りますよ。

そもそもこの寄生虫、今回たまたま入っていた訳では有りません。真鯛の真子の2腹につき1〜2匹くらいの確率で入っています。

てんちょは焚く前に、全部開いて掃除するので、寄生虫が入っていれば取り除きますが、

一般家庭では、開かずにそのまま味付けする場合の方が多いでしょ?

という事は、

この寄生虫が入っている状態で焚いている可能性大。

だから、・・・産まれてこのかた、鯛の真子を2腹以上食べた事がある人は、

ほぼ100%の確率で、

気が付かないまま、寄生虫を食べてます!

・・・たまに、

「牛タンって、牛のベロじゃろーっ!?よくそんな物食べれるねえー、気持ちわるいぃーっ!」

ってブリッ子(死語?)しているオバハンを見掛けますが(あー、気持ち悪い。)、

多分、そのオバハンもこの寄生虫を食べた事がある筈。

てんちょは、こっちの方がよっぽど気持ち悪いと思うんですけど・・・。

まぁー、食べても毒にはならないので、

こんなもん気にせずに、今まで通りジャンジャンバリバリ食べて下さい!っていうか、今更気にしてももう遅い!

ワッハッハッハッ!!!

by海将てんちょ

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