出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)

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海将の駐車場に生えている山椒の木です。

この時期になると、「木の芽」がバンバン出てきます。使い放題。

この山椒の木、10年位前に、何故か知らんが海将の裏の通路のど真ん中から生えて来ました。見つけた時は5cm位。

それを、駐車場の方に植え替えたんですが、

最初の5年位は全く大きくなりませんでした。ずーっと5cm位のまんま。

何故か?枯れた訳では無いですよ。

何故なら、

春になって、木の芽が出て来ると、

その木の芽を、蝶の幼虫か蛾の幼虫か何だか判りませんが、そいつか殆ど全部新芽を食べ尽くしていました。

だからです。

しかーし!

枝の新芽の1本2本は残っていたので、ホントに少しずつですが枝が増えていたみたいです。

それが、

5年目位から、さすがの幼虫も、10匹足らずの数では新芽を食い切れなくなった様で、いきなり山椒の木が大きくなりはじめました。現在、約2m。

そこで!

今日のお題。「出る杭は打たれる」の登場!

山椒の木が伸びていく様は、まさに、この状況です。

皆さん、出る杭は打たれる、という諺はご存じだと思いますが、どう解釈しておられますか?

まず、

「出る杭は打たれる」

・・・当たり前です。杭なんですから。杭は打たれるものです。

この諺は、打たれた後にどうするか?を考えさせる言葉の様な気がします。

地面に出ていなかった杭の頭が、いきなり10cm出てきた。

こりゃあいかん、という事で、誰かが杭の頭を打つ。

その時に、1mmでも頭が地面から出てればいいんだとてんちょは思っています。

次に頭を出す時は、最低でも10.1cmは頭を出す事が出来る筈です。

この繰り返しで人間は成長するんだと思います。山椒の木の様に。

いずれ、杭の頭を打ちつけていた意地悪な人のハンマーは、杭の頭に手が届かなくなる日が必ず来ます。

そうなると、伸びる物(者)は、伸びたいだけ伸びる事が出来る様になります。

打たれても打たれても、ここまでめげずに頑張った人が本当の大人になれるんだと思います。

「出る杭は打たれるが、出過ぎた杭はグングン伸びる!」

・・・まぁー、てんちょには、まるっきり無理の様な気がしますが・・・。多分、死ぬまで子供のまんま。言いたい放題!やりたい放題!・・・こんなんでイイのか!?・・・んまあー、イイかあーっ!

by打たれ弱い海将てんちょ

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『杭』は並んでいます。

『釘』は単体で使われます。

日本人は好きですよね。『横並び主義』。『事なかれ主義』とも言えます。

小さな頃から、はみ出た事を1人でやると、ソレが良かろうが悪かろうが大概無条件で先生に怒られます(その先生が指導出来る範囲内に収まっている事案に限る)。

『横並び』が表現出来るのは、『釘』では無理です。『杭』でなければ。

・・・というのが、僕の『杭』に対する考え方です。一般的にどうなのかは定かではありませんので悪しからずご了承下さい。

by海将てんちょ

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