宇部沖で捕れた体長52cmの石鰈です。
訳の判らん写真2枚は鰈とは関係ないですよ。先日お話ししたメアカフグの捌いた後の写真です。ほーら、目が赤いでしょ。・・・それが言いたかっただけ。
マコガレイ、メイタガレイ、ミズガレイ、ババガレイ、キツネガレイ、メダカガレイ・・・鰈も色々有りますが、
刺身にするには、石鰈が一番!
石鰈は鱗が有りません。その代わりか何なのか判りませんが、石みたいなのが皮にくっついています。だから石鰈。
今日は、この石鰈で、薄造り、ウニ巻き若狭焼、沢煮の3品を作りました(沢煮はバタバタしていて写真を撮り損ねた。)。お客さんもご満足。多分。
因みに、
この石鰈、てんちょが小学生の頃、実家の目の前にある「厚狭川」の河口で良く釣れてました。(よく釣れると言っても、春休みに3連チャンで朝から晩まで粘ってようやく1匹釣れるかどうかの確率でしたが。)
鰈の片天秤仕掛けに青ケビを3匹位房掛けにして、30号の鉛をつけて、秘密のポイントに大遠投して、竿に鈴をつけて放置プレイ。
ほぼ、ハゼに餌を持って行かれますが、そこは我慢して、15分に1回位餌を付け替えます。
いきなり竿先がバンバン跳ねる様な引きをすると、だいたいスズキです。こいつも楽しい。洗いにすると旨い!
しかし、狙うは石鰈。
ひたすら放置プレイ。
・・・と、
鈴がでかい音で一発だけ「チリリン!」と鳴ります。背筋がゾクゾクッ!とします。
鰈のアタリです。ここで慌てない。騒がない。逸る気持ちを押さえて、鰈が餌を飲み込むまで1分間放置プレイ。
そして、おもむろに巻き上げ開始。
さっぱり抵抗しないので、「ゴミか?」と思ったら大きな大間違い。
途中でグイィーッと竿を絞り込む様な引きを見せる時もありますが、だいたいたいした抵抗も無く上がって来ます。
が、
海面にその姿を見せた途端に、大暴れ!・・・慎重にー、慎重にー。
遂に、見事な石鰈をゲット!やったね!
こうなると、鰈をとっとと野締めして、道具をとっとと片付けて、
とっとと家に帰ります。晩飯は刺身!刺身!刺身!
いやぁー、今現在も大概楽しいけれども、あの頃も楽しかった!
と、小学生の頃の記憶に思いを馳せるてんちょでした。
因みに、
今はもう厚狭川の河口に石鰈は殆ど居ないそうです。環境が変わったんでしょう。多分悪い方に・・・
by地球の未来を憂う海将てんちょ
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