蕨餅(わらびもち)

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まだクソさぶいのに、

市場に山菜が並び始めました。

たらの芽、ふきのとう、ちしゃとう、こごみ、わらび、つくし・・・

お前らチョット早すぎるんじゃないかい?もう少し立場を弁えろ!

と言いながらも、たらの芽とふきのとうを買ってしまった。

相変わらず、苦い。が、旨い。

近頃は、たらの芽の水煮とか有りますが(こないだも業者が「使いませんか?」って持って来た。バカタレ。)、形だけがたらの芽で、風味0%。最悪じゃ。

それはさておき、

たらの芽をシゴしている時に、

〈たらの芽かあ。〉
〈わらびも旨いよなあ。〉
〈そういや、わらび粉有ったよなあ。〉
〈そうじゃ!蕨餅を作ろう!〉

と言う事で、

約一年ぶりに蕨餅を作りました。

よくお店に売ってある蕨餅は、

蕨餅ではありません。

よくお店に売ってある蕨粉も、

蕨粉ではありません。

では一体何か?

原材料名をきちんと確認して下さい。

大抵の場合、「甘藷澱粉」とか「サツマイモでん粉」とかって書いてあります。

要するに、

あれは、蕨餅や蕨粉では無くて、

言うなれば、サツマイモ餅やサツマイモ粉です。サツマイモの澱粉を取り出した物です。

本物は、

蕨の澱粉を取り出した物で作ります。

いつもの様に、この件に関しても知らない人が大多数。殆どの人がサツマイモ餅を蕨餅と思って食べています。

まあ、サツマイモ餅を蕨餅と言って売る業者も悪いんですが。細かい事を言えば今はやりの「偽装」ですな。

【本質を見極めろ!】

今日てんちょが作った蕨餅は、本物の蕨餅です。

使用している蕨粉は、鹿児島の天野屋というお店のおっちゃんが、山でせっせこ蕨を摘んで集めて、手間隙かけて蕨粉にした物です。

サツマイモ粉も店に置いてますが、これで作った時は、ちゃんと「サツマイモ餅です。」ってお客さんに言います。このブログを最初から読んでいる方はよくお判りになられている事と思いますが、海将としては当然の事です。

因みに、

サツマイモ粉は1kgあたり500円位。

蕨粉は1kgあたり壱萬円位!

本物の蕨餅は、チョ〜高級和菓子なんですよ。

パックにわんさか入ってサンキュッパとかいう金額で売って儲けが出る様な代物ではありません。

御間違えのない様に。

by海将てんちょ

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