鱈の白子(たらのしらこ)

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今日は、今年初の「鱈の白子」を入荷しました。

板前さんの間では、「鱈菊(たらきく)」とか「雲子(くもこ)」とか呼びます。

最近は、アメリカ産の生食用が空輸で送られて来ますが(スーパーで売られているのはだいたいこの手)、

まぁー、くっさいくっさい。

最初に試しに買った時に臭かったんで、古い奴なんじゃろうと思って捨てた。

んで、

2回目に買った時にもヤッパリ臭かったんでヤッパリ捨てた。

んで、

3回目は卸屋さんに「値段は少々高くてもいいから、とにかく新しい奴を持って来て。」って直接頼んで仕入れたけど、又々臭かった。

駄目じゃこりゃ。

という事で、

海将では国産しか仕入れません。

「鱈の白子は臭い。」と言われる方もおられますが、

そんなあなた!

あなたは輸入物しか食べて無いんです!北海道産の新鮮な物はかなり旨いですよ!可哀相に・・・

まあ、「臭いけえいらん。」って言われれば、こちらも、「ああ、そうですか。」しか言いませんけど。無理強いする気は毛頭有りませんから。

海将では、サッと湯引いた物にポン酢をかけた奴と、天ぷらと、茶碗蒸しで提供しています。

ご来店の際には、是非頼んでみて下さい。

因みに、

鱈子(鱈の真子)。

スケトウダラの真子は明太子の原料になりますが、

ロシアでブローカーが仕入れる時点では、1t(1000kg)あたり2〜30000円(1kgあたり2〜30円)。

それが、最終的に辛子明太子になると、

1kgあたり4〜5000円。

・・・どこで誰がぼったくりよーるんじゃろうか?

誰か知っている人がいたら教えて下さい。

by海将てんちょ

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