2010年 3月

01.100330.230007__822T.JPG 02.100330.230007__822T.JPG 03.100330.230016__822T.JPG

海将の暖簾が破れて来た。

開店してから12年。延べ10万人を優に超えるお客様が、この暖簾をくぐって来ました。雨にも負けず、風にも負けず、ほぼ毎日頑張って働いてくれました。てんちょの大事な宝物です。

12年間、本当にお疲れ様でした。海将の物置の中で、海将が潰れる迄の間、ゆっくりと休んでください。

という事で、

今日、下関市貴船町にある創業110年の老舗「大久保本店」にお伺いして、新しい暖簾を注文して来ました。

今度の暖簾は、

大漁旗!!!

それから、

武者のぼり!!!

これを素材にして、暖簾を2種類製作してもらう事になりました。

約2週間後に完成します。どんなんが出来るんじゃろうか?・・・楽しみ。

出来上がったら、写真を撮ってブログにUPします。

お楽しみに!・・・って、楽しみにしてるのはてんちょだけか!?

by海将てんちょ

01.100329.143926__822T.JPG 02.100329.143926__822T.JPG 03.100329.143926__822T.JPG 04.100329.143926__822T.JPG

3月28日(日曜日)、小倉 海生丸にて、角島沖での釣果です。

又、先週とほぼ同じポイント、プラス初心者4人。・・・でも、初心者と言っても、ある程度釣りの経験がある人達だったので、てんちょ達の釣りの邪魔にはなりませんでした。しかも、船長の気の利いた計らいで、いつもの人達は船のオモテ側(船首側)、初乗船の人達は船のトモ側(船尾側)に分かれて乗ったので、いつも通りの釣りが出来ました。船長、お気遣い有り難う御座いました。お陰様でゆっくり釣りが出来ました。感謝。

しかーし!

釣果は写真の通り。

レンコ大から小が12枚、ミズガレイ2枚、カサゴ6本、タカバ1本、・・・以上。先週とあんまり変わらん。40cmのタカバが1本増えた位のもんでした。

おーい!甘ダーイ!どこに隠れちょるんかぁー!?2週間連続で船上でお前の姿を見てないぞぉー!

・・・って、陸の上から叫んでも聞こえんか?水深100mまで潜ってお尋ねしたい気分じゃ。

来週こそは・・・!

・・・そうそう、

船釣りをしていていつも思うんですけど、

釣った魚を、チョロチョロッと氷が入ったクーラーボックスに、針から外してそのまま納めている人を見掛けますが、

せめて、血抜き位はした方が良いと思いますよ。どーせ持って帰ったらみんなで食うんだから、美味しく食えた方がいいでしょ?

てんちょは釣ったら、目打ち(神経絞め)して、血抜きして、海水で血を洗い流して、

予め、氷を5kgぶち込んで塩を150g程入れて持参したクーラーボックスに(夏場は、氷10kgに塩300g)、バケツに汲んだ海水を5リットル位入れて、

それに魚を納めます。

んで、納竿時間になったら、クーラーボックスの水を下の水抜きから抜いて、港に帰ります。

こうやって家に持って帰ると、食べた時に味がまるっきり違いますよ。

釣りをされる方で、これをやった事が無い方は、是非一度お試しアーレー。

因みに、

平打ち丸海津16号針に、全長7cmのレンコがかかった(ある意味ミラクル!)ので、

姿造りにしてみました(写真)。

本日限定「レンコ鯛の姿造り、丸々一匹で50円!」也。

by海将てんちょ

01.100327.211744__822T.JPG 02.100327.211744__822T.JPG 03.100327.211744__822T.JPG 04.100327.211744__822T.JPG 05.100327.211744__822T.JPG 06.100327.211744__822T.JPG 07.100327.211744__822T.JPG

真鯛の真子と白子です。

真鯛は、今から産卵時期を迎えます。だからお腹の中には卵がイッパイ。

真子の方は、皮に切目を入れて熱湯で下茹ですると、マリモの色違いみたいになります。

これを静かに水にさらして、静かにザルに上げ、酒、味醂、醤油、白出汁、唐辛子、生姜で作った出汁が入った鍋に静かに入れて、30分位、煮立たせない様に静かに煮含めます。

それを鍋のまま静かに冷まして、3時間程度、味を馴染ませます。

んで、鯛の真子煮の出来上がり!

初夏の味です。

因みに、

チヌ(黒鯛)も今から産卵を始めます。

こいつの真子がべらぼうに旨い。

こいつは、腹から出す時に、真子の皮に傷を付けない様に慎重に取り出して、切らずにそのまま時間をかけてゆっくりと熱湯で茹でます。

後の行程は真鯛の真子と同じです。

食べると、身がキシキシしていて独特の食感があります。旨い。

因みに、

チヌは、「中国電力小野田発電所」の敷地内にある船着場の所で、蟹を餌にしてよく釣れます。それから、「西部石油」の敷地内にある船着場の所でもよく釣れます。

「会社の敷地内じゃったら釣りに行かれんじゃろうが。」

と思われるでしょうが、ところがどっこい!船で行けばなんて事はありません。これがプレジャーボートのいい所。

もひとつ因みに、

チヌはくさいと言われる方が多々おられますが、

チヌは雑食性なので、食える物は何でも食います。だから、活き絞めして、すぐに内蔵を取り出せば結構美味しく食べる事が出来ますよ。

釣ったらほったらかし、死んでもほったらかし、そんな扱いをするから、内臓の臭いが身にまわって臭くなるんです。

欲を言えば、

活かしのまま持って帰って、生簀に入れて、3日間位泳がせてデトックスしてから活き絞めにしてさばいて、4〜5時間冷蔵庫で寝かせてから刺身にすれば、誠に美味しく食えます。海将では、今日仕入れたので(写真)、来週の水曜日あたりに絞めようと思ってます。

家に活魚運搬用トラックと大きな海水魚用生簀がある方は是非一度お試しを・・・

by海将てんちょ

―お詫び―

昨日、ご来店頂いたH様御一行様、

「白子が有ったら入れといて!」

ておっしゃっていたので、魚屋さんに「白子が出たら下さい。」って伝えていたんですが、

魚屋さんが何を勘違いしたのか、昨日持って来なくて、今日持って来ました。

てんちょが悪いんじゃなくて、魚屋さんが悪い(又、人のせい)。

んで、今日の午後2時30分位に、H様のお宅の方に白子を持ってお邪魔したんですが、

お留守だったので、

・・・持って帰りました。

又、入ったらお持ちしますので、この度はご勘弁を・・・

01.100326.200432__822T.JPG 02.100326.200432__822T.JPG 03.100326.200432__822T.JPG 04.100326.200432__822T.JPG 05.100326.200432__822T.JPG 06.100326.200432__822T.JPG 07.100326.200432__822T.JPG 08.100326.200432__822T.JPG

宇部沖で捕れた体長52cmの石鰈です。

訳の判らん写真2枚は鰈とは関係ないですよ。先日お話ししたメアカフグの捌いた後の写真です。ほーら、目が赤いでしょ。・・・それが言いたかっただけ。

マコガレイ、メイタガレイ、ミズガレイ、ババガレイ、キツネガレイ、メダカガレイ・・・鰈も色々有りますが、

刺身にするには、石鰈が一番!

石鰈は鱗が有りません。その代わりか何なのか判りませんが、石みたいなのが皮にくっついています。だから石鰈。

今日は、この石鰈で、薄造り、ウニ巻き若狭焼、沢煮の3品を作りました(沢煮はバタバタしていて写真を撮り損ねた。)。お客さんもご満足。多分。

因みに、

この石鰈、てんちょが小学生の頃、実家の目の前にある「厚狭川」の河口で良く釣れてました。(よく釣れると言っても、春休みに3連チャンで朝から晩まで粘ってようやく1匹釣れるかどうかの確率でしたが。)

鰈の片天秤仕掛けに青ケビを3匹位房掛けにして、30号の鉛をつけて、秘密のポイントに大遠投して、竿に鈴をつけて放置プレイ。

ほぼ、ハゼに餌を持って行かれますが、そこは我慢して、15分に1回位餌を付け替えます。

いきなり竿先がバンバン跳ねる様な引きをすると、だいたいスズキです。こいつも楽しい。洗いにすると旨い!

しかし、狙うは石鰈。

ひたすら放置プレイ。

・・・と、

鈴がでかい音で一発だけ「チリリン!」と鳴ります。背筋がゾクゾクッ!とします。

鰈のアタリです。ここで慌てない。騒がない。逸る気持ちを押さえて、鰈が餌を飲み込むまで1分間放置プレイ。

そして、おもむろに巻き上げ開始。

さっぱり抵抗しないので、「ゴミか?」と思ったら大きな大間違い。

途中でグイィーッと竿を絞り込む様な引きを見せる時もありますが、だいたいたいした抵抗も無く上がって来ます。

が、

海面にその姿を見せた途端に、大暴れ!・・・慎重にー、慎重にー。

遂に、見事な石鰈をゲット!やったね!

こうなると、鰈をとっとと野締めして、道具をとっとと片付けて、

とっとと家に帰ります。晩飯は刺身!刺身!刺身!

いやぁー、今現在も大概楽しいけれども、あの頃も楽しかった!

と、小学生の頃の記憶に思いを馳せるてんちょでした。

因みに、

今はもう厚狭川の河口に石鰈は殆ど居ないそうです。環境が変わったんでしょう。多分悪い方に・・・

by地球の未来を憂う海将てんちょ

01.100325.112931__822T.JPG 02.100325.112931__822T.JPG 03.100325.112931__822T.JPG 04.100325.112931__822T.jpg 05.100325.112931__822T.jpg

かなり前に、「この辺りでは、蟹が多い年は蛸が少なく、蛸が多い年は蟹が少ない。」という様な事を書きましたが、

今日はそれについて詳しく説明してみようと思います。

が、その前に、

佐賀県太良町竹崎温泉地区の旅館等で出される事で有名な「竹崎蟹」。

佐賀県や長崎県へ旅行に行って、竹崎蟹を食べられた方は多いと思いますが、

宇部の市場に揚がった周防灘の渡り蟹を、毎日大量に佐賀長崎方面に出荷してます。

どういう事か?

・・・そういう事です。

貴方が食べた「竹崎蟹」は、宇部の市場に揚がった「ガザミ」の可能性があるという事です。名前が違うだけで、見た目も味も同じですから食べても違いは判りません。

「呼子の烏賊」も然り。

萩の市場に揚がったヤリイカを、活かしたまま大量に呼子に出荷してます。

どういう事か?

・・・そういう事です。

鱧もそうです。

山口県東部で揚がったハモを、大量に京都方面に出荷してます。

どういう事か?

・・・そういう事です。

【本質を見極めろ!】

こんな話は挙げればキリが無い位有ります。・・・もうやーめた。

さて、

そろそろ、蟹と蛸の関係について説明しようと思います。

まず、

関門蛸。

蛸は色々な物を食べますが、

渡り蟹が大好きです。

蛸釣りをされる方はご存じでしょうが、蛸釣りは蛸釣り専用の仕掛けに渡り蟹を巻き付けて蛸を釣ります。

豚の脂身を巻き付けて、鯉のぼりの吹き流しの様な派手な飾りを巻き付けた様な仕掛けでも良く釣れますが、

やはり、蛸釣りには「蟹」です。

だから、何かの拍子に蛸がたくさん大きく育つと、捕まえやすい小さい渡り蟹がたくさん食べられてしまいます。

すると、

当然の如く、渡り蟹の絶対数が減少します。

ところが、

渡り蟹の数が減ると、今度は蛸の食べる餌が減って、蛸自体が減少します。

すると、

天敵の減った渡り蟹が増加するという訳です。

更に、

渡り蟹も色々な物を食べますが、

小さい蛸が大好物です。

だから、蛸がたくさん子供を産むと、渡り蟹の餌が増えて、今度は渡り蟹が増加します。

これで、蛸が減少します。

すると、

今度は渡り蟹の餌が減って、渡り蟹の数が減少します。

逆に、天敵の減った蛸が又増加します。

・・・この繰り返しです。

だから、

この辺りでは、関門蛸が多い年はガザミが少ない。ガザミが多い年は関門蛸が少ない。という事になります。

蛸と蟹は、自然界で「持ちつ持たれつの仲」でやっていっているんです。

以上。(判りにくい説明で申し訳ない。)

因みに、

渡り蟹の雄と雌の見分け方は、

爪が長くて腹の所の△が細いのが雄。

爪が短くて腹の所の△が太いのが雌。

ついでに、

雌の蟹を腹側から見て、右左両端から橙色が透けて見えたら、てんちょの大好きな内子がパンパンに入ってます。即購入すべし。

もひとつオマケに、

渡り蟹は、満月前後に産卵します。

だから、満月の10日位前から内子を孕みだします。

故に、

子持ちの渡り蟹が食べたければ、今月だったら、

今っ!!!(3月30日が大潮中日、月輝面99.8%月齢14.3日、つまりほぼ満月!)

今日あたりから、気の早い雌は産卵を始めます!産卵を始めると、内子が減って、外子が増えて、栄養を子の方に持って行かれているので、身はバサバサです!・・・そうなる前に、

魚屋に走れっっっ!!!

by海将てんちょ

Page 1 of 512345»